のんの運動会のお遊戯の練習。 すっかり熱が入っているのだが、昨日も書いたように、 どうにも1人では、フォーメーションチェンジのところや、 少し中腰になってカウントをして待つ「間」がつまらない。
…と考えたのかどうかわからないが、 当然のように、むつにも振り付けを教える、のん。
昨日、今日と猛特訓して、むつはすっかり、 のんのパートナーとして踊れるようになってしまった。
2人で、眩しいほどの笑顔で、何度も何度も踊る。 左右対称に動くところや、 逆回転して待つところ、 一転して2人そろって手を差し出す動きなど、 見事!と言うほどに息がそろうのだが。
・・・。 それでいいのか、むつ。 自分の学年のダンスは、大丈夫なのか、むつ。
最近、のんのクラスで手紙のやりとりが流行っているらしい。 1学期にも一時期、流行っていたが、 今回は男の子ともやりとりしたり、いろんな子に自由にあげている。
のんのカバンの中からは、毎日のように2通ずつくらい手紙が出てくる。 あらあら、楽しそうだこと。
帰ってきて、着替えまで済ませるとまず、手紙を開けて、 それに対して返事を書いたりする。
チラリと見せてもらったら、どうも質問が書いてあったりするらしい。 「おねえちゃんはいますか」とか、 「なにいろがすきですか」とか。 へぇーー、なるほど。
むつが見ていて、「書きたい」と言いだした。
実は、むつも今まで3通ほどもらっている。 同じクラスのRちゃん、KAちゃん、HAちゃん。 年少クラスなので、まだまだ字がなくて、人の顔?らしきものと、 シールが貼ってあったり。 ママさんが「むつちゃんへ」などと書いてくれていたりした。
もらった時に、「お返事出さないとね!」と私は興奮したのだが、 当のむつは「かかない」とあっさり。 書きたくないものを書かせても仕方ない。ま、いずれ・・・と思っていたのだが。
おお、書きたくなった?じゃあ、便箋と封筒をのんにもらおう! のん、こういう時はこころよく分けてくれる。気前は良いのだ。
むつ、女の子の顔(らしきもの)を書き、 「ここに、『いつもあそんでくれてありがとう』ってかいてよ」と持ってきた。 あらら、私が書くのか。
はいはい、と書いて、むつに渡す。 むつはシールを貼って、封筒に入れ、カバンに入れた。 うふふ、ちゃんと渡せるのかしら。
|