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Nekomar's Diary

2005年04月05日(火) こどもの城へ

昨日のことを、私は密かに反省した。
よし、気分を切り替えて、今日は子どもたちが喜ぶところに
連れて行ってやろう!!…なにより、自分の気持ちも切り替えよう!

…ということで、のんと相談して、行き先は「こどもの城」。
去年は夏休みに2度ほど行ったが、その時はお友だち親子と一緒だった。
私たち3人だけで行くのは…おお!初めてか?

「今回はお友だちと一緒じゃないけれど、大丈夫?それでも楽しく遊べるかな?」
と、のんに確認。
「うん!いい!!むつちゃんと、一緒に遊ぶんだ!!」
と、ウキウキわくわくの、のん。

到着!!まずはプレイルームで…!
のん、アスレチックに直行しようとして、あっ、と思いとどまった。

「むつちゃんと遊んであげるんだった・・・」

あら、ずいぶん進歩したじゃない。
いいよ、おかあちゃんがむつを見ているから、アスレチックに行っておいで、
というと、小鳥のように飛び立っていく、のん。
むつはそれを見送ることもなく、ままごとのスペースに入っていく。

春休み期間、最終日。明日から数日間は休館日とあって、非常に混み合っていた。
ままごとのスペースは小さい子ばかり…と言っても、
ほぼむつと同じ年頃〜年下の子がたくさんで、お茶碗ひとつ確保するのも大変だ。
むつ、戸棚の前に陣取って、一所懸命に食べ物を集めてくる。
でも、戸棚に入れておくと、いつの間にか他の子にとられている。

ほどなく、のんがやってきた。
「むつちゃーーん、一緒におままごとやろーう!」

今考えると、自分が集めたものをどんどん他のお友だちがとっていく…という
殺伐とした中で頑張っていたむつにとって、
のんの出現はライバルがひとり増えたことと同義だったのかも知れない。

「やだ!あっちいって!!」
むつの一声。
のん、せっかく「遊ぼう」と言ってきたのに、ショック。

しばらくは、むつの周りをウロウロし、横から手を出したりしたのだが、
あまりにも頑なに、むつが「やめて!」「やだ!」を連発するので、
ついにのん、手が出た。
…こういう時、のんは叩いたり、蹴ったりしない。ぎゅーっと、つねる。
わーわー泣き出す、むつ。
のんも半泣き。
ケンカ。

あーあー。もう、こんなところまで来て、何をしてるんだか。
2人をおさめ、どっちも悪い、でもつねるのはダメ、とのんに言い聞かせる。

しばらく2人を抱えて座っていると、何事もなかったかのように靴を履いて、
スタスタとアスレチックに向かっていくのは、むつの方である。
どうも、こういう時はむつの方が立ち直りが早い…というか、
自分は悪くない、と思っているのか。

のんはくじけない。
「今度はアスレチックで、むっちゃんと遊ぶ!」と追いかけていく。
この根性は、えらいもんだと感心する。

結局、数分後には2人できゃっきゃと笑いながらアスレチックの滑り台をすべり、
ロープで網状になっている上を、手を繋いで渡る。

その後、「パソコンやるのーー!!」と走ってくる2人。
パソコンルームで、ゲームを少々。
昼食をはさんで、工作をしてから、音楽ルームで歌ったり、太鼓を叩いたり。

また「最初のアスレチックで遊ぶーー!!」
今度ははじめからむつも一緒に。
ガンガン登り、滑り降りる。
午後は大きな子どもたちも増えていて、結構ハラハラ見守ったが、
むつ、案外丈夫だ。
ずんずん上がり、ちゃんと自分の順番を確保して、滑ってくる。

外のゴーカートにも乗り、最後にまたパソコンルームで遊んで…のあたりで
タイムアップ。
16時台には電車に乗らないと、通勤ラッシュで乗ることもできなくなる。
早めに切り上げたおかげで、すんなり座れた。

のんは「寝てもいい?」と聞くと数分後には寝息が。
むつ、楽しすぎたのか「寝てていいよ」と言ってもなかなか寝ない。
クスクス笑って、しゃべって。
帰りの電車はずっとむつとおしゃべり。デジカメで撮った写真を見て、
これは面白かった、この時はこうだった、等々。

ああ、くたびれたけれど、面白かったねぇ。
むつはその後も昼寝ナシ、夕食、風呂とこなして普通に就寝。


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