夜中は、我が家のあたりでも雪が降ったらしい。 朝早く窓の外を見ると、隣のビルの屋根が白くなっていた。
朝から雪ではなく冷たい雨が、降ったりやんだり。 どこにも出る予定はなく、また出られないので、 徹底的に家の中で楽しむ。
うーーん、何をしようか。よし、工作をしよう。
書店にはいろいろな「紙工作」の本が置いてある。 「きりえ」などのタイトルが付いた難易度の低いものから、 かなり高度なものが作れる「工作」の本まであって、 のんが幼稚園に入る前は、ずいぶんたくさんやったものだ。
むつが生まれてすぐだったこともあって、 なかなか外に連れて行ってやれない日は、その分そうやって遊んだ。 ……確か、日記にも…ああ、ありました。2002年6月の日記。 熱中しすぎて、布団の上まで持ってきて ちょきちょき動かしていたこともある、のん。ああ、懐かしい。
その頃買った「かみこうさく」の本がまだ残っている。
そして、その頃ののんと同じくらいまで成長したむつが、 昨夜、その本の一部を見つけてきて、「やりたい」と言いだし、 そのハサミで工作をした。 …何と感慨深い。
当然、ハサミで切ることは出来ても、組み立てはむつひとりでは難しい。 私がぴったりついて一緒に作って、 昨夜はイソギンチャクのような形の作品がひとつ、出来上がった。 ものすごく喜んで、父ちゃんの部屋までわざわざ自慢しに行った、むつ。
「昨日みたいな工作、しようか」と言うと、大喜びのむつ。 昨日のむつと私の様子に触発されたか、「のんちゃんもーー!!」と来る、のん。
本の対象年齢としては、むつには少し高いが、私が一緒に作れば大丈夫だろう。
早速、のんとむつが並んで座り、私が前に座って、 ひとりずつ「これがいい!」と作るものを選び、ちょきちょき、ぺたぺた。
さすがにのんは口頭で指示するだけで作品が出来上がる。
むつは…まだ言葉だけで説明するのは難しいのだが、 あまり手を出すとプライドが傷つくらしい。いっちょまえに。 なので、できる限りそっと、何となくやりやすい方向に導く。 なかなか、難しいモンだ。
2人で集中して切っている間は、私はヒマである。 それでは、と私も裁縫道具を広げ、ちくちくとお裁縫。
嗚呼、何と穏やかな土曜日。 午後もちょきちょき、ぺたぺた、ちくちく。 昼寝の後もちょきちょき、ぺたぺた、ちくちく。ふふふ。
大きな大きな、紙袋いっぱいに、たくさんの2人の作品が出来上がりました。
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