HOME


Nekomar's Diary

2005年01月26日(水) じいちゃんに会いたい

月曜日、ばあちゃんと一緒に、本当はじいちゃんも来る予定だった。
というよりも、じいちゃんにお願いする用事があって、
来てもらうことになっていたのだが、急遽予定が入って来られなくなった。

むつも、のんも、じいちゃんが来てくれるのを楽しみにしていた。

…とは言っても。
私の実父なので遠慮無く書いてしまうが、
じいちゃんは、特に子どもと遊ぶのが上手というわけでもなく、
どちらかというとボーっと見ているようでいて、
全然関係ないことを考えたりしているし、
子どもらと遊んでいる最中でも、
何か思いついたりするといきなり違うことを始めたりするタイプだ。

でも、何故か子どもに好かれる。
電車の中などで、子どもに笑いかけられるのは
決まってばあちゃんではなく、じいちゃんの方である。

ま、それはおいといて。
そんなわけで、じいちゃんが来られなくなったのをガッカリしていた
月曜日ののん、むつ。
代わりに、と、今日、来てくれることになっていた。

だがしかし。
朝から、東京地方、雪が降る。
うーーーーむ。じいちゃんは大丈夫かと思うが、
ばあちゃんの膝の具合が、雪だとツライ。
オマケに今日は午前保育なので、雪で遊びに出られないとなると、
5人でみっちり家にいないとならない。
・・・。昼過ぎにはやむ、と言う予報だったのだが、
何もこんな日に来てもらわなくてもいいだろうと判断して、
朝のうちに電話をして、中止にする。

のんは「そうだよねー、ばあちゃん、転んじゃったら困るしねー」
などと、さすがによくわかっているところを見せて幼稚園に行ったが、
残念なのは、むつ。
月曜日、中止になった時点で「じゃあ水曜日に」と決めてあったので、
「あと2回寝たら、じいちゃんとばあちゃんが来てくれるよ」と言うと、
それをくり返し言って、楽しみにしていた。

昨日の朝などは、6時頃にいきなり起きて、
「じいちゃんとばあちゃん、きた?」と聞く、むつ。
ああ、確かに、昼寝もあわせると2回寝たか!
(いや、むつは別に数えていたわけではないと思う)

仕方ない。むつに説明。
「本当は、今日来てくれることになっていたんだけど、
 こんなに雪が降って、ばあちゃんの膝が痛くなっちゃったの、
 そんな日にむつのお家に来たら可哀想でしょう、
 だから、今日は来られないけれど、また今度来てくれるから、
 『また今度ね』って電話をかけようか」

うん、うんと頷きながら私の話を聞く。
電話でもう一度、ばあちゃんから同じようなことを説明され、
わかってるのかわかってないのか、ただ単に電話に緊張しているのか、
神妙な顔をして受話器を持っている。
…納得したらしい。
まぁ、もともとそういうことで「えー!やだーー!!」などと
泣いたりするタイプではないけれど。(それほどのことでもないし。)

ただ、昼頃に雪がやみ、晴れ間が見えたときに、
「やったーー!!じゃあ、じいちゃんとばあちゃん、くるね!!」
などと喜んでいたのが、なんとも言えなかったけれど。

自分と会えることを、こんなにも喜んでくれる存在があるのって、
いいなぁ、と少しだけ羨ましく思ったり。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]