むつ、昨夕に三輪車を乗り回したのがよほど楽しかったらしい。
確かに、我が家のある地域は駅前からの商業地帯が続いているところで、 幹線道路も走っているので、 とてもじゃないが2歳児を三輪車に乗せて気楽に歩けるところではない。
方や私の実家は完全な住宅街で、団地が連なり、 買い物するには駅前まで歩いても、小さな(と言ったら失礼か)商店街しかない。 当然、団地の間を走る道は、車は居住者のものしか通らない。
のんもむつも、 「自転車の人や、歩いている人にぶつからないように」 「お母ちゃんか、ばあちゃんの見えるところなら、好きに走っていいよ」 とだけ言われて、 自由自在に乗って遊べたのは、とても楽しかったのだろうと思う。
だからといって、朝ご飯を食べる前から 「じてんちゃ!のりにいくの!!」と張り切るむつはどうかと思うが。
そんなわけで、朝ご飯が済むと早速、自転車に乗りに行く。 家から近くの広場、それから駅の方向に向かって、公園まで。 途中のベンチがあるところで、「お家ごっこ」をして、 のん&むつそれぞれの「お家」を決め、自転車で訪問しあう遊びをする、2人。
どこでも、なんでもよく遊ぶなぁ。
私は2人の遊ぶ様子をぼーっと眺めているのが常なので、 何も感じないのだが、 じいちゃん、ばあちゃんはそうもいかない。 …年寄りは気が短い、と言うのもあるのか?… 「寒いんじゃない?もう戻ったら?」 「もっとこっちで遊べば?」 「昼ご飯はどうしようかね??」 などなど、次々と言って、違う行動をしようとする。
なるほどなぁ、と、 普段自分が如何に子どものペースで生活しているか感じたり、 いろいろ考えたり。
すっかり自転車のとりこになったむつ、昼食を終えて、 午後も「じてんちゃ!!」。 仕方ない。寒い中、近くにある、とても大きな公立の公園まで。
またしてもベンチや、植え込み、噴水の周りを使って 「お出かけごっこ」「お家ごっこ」「ピクニックごっこ」を楽しむ2人。 時折、自転車と三輪車を交換して乗ったりして。
最後はくたびれたむつが「もうかえる…」と言いだしたのだが、 のんは「まだのりたーい!!」と言うので、 ばあちゃんとむつで帰宅、私とのんで公園をあと1周。 のんが自転車で走ると、私は競歩〜軽いジョギングくらいの速度。 良い運動になるか。
帰宅して、早めに17時半頃夕食。 むつ、よほどお腹が空いていたのか、ガツガツと無言で食べ、 食べて、食べて、最後の一口を口に入れ、 「じてんちゃーーー!!のり、た、い・・・・」と言ったまま、 バタリと椅子の背もたれにもたれて寝てしまった!!
あははははは!!! 仕方ない。そのまま、ズボンだけ寝間着に替えて、布団に寝かせる。 風呂はのんと2人でのんびりと。 「お母ちゃんと2人だけではいるの、久しぶりだね・・・」などと、 のんもちょっと嬉しそうだった。
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