HOME


Nekomar's Diary

2003年11月09日(日) 父ちゃんのいない日

我が家の父ちゃん。
仕事柄、朝はほどほどの早さだが、とにかく夕方の帰宅が早い。
職場が近いこともあって、18時頃には帰宅している。
また、バイク通勤で、酒も飲まないため「友達と飲みにいく」ことも皆無。

そんなわけで、職場の人の歓送迎会など、
年数回あるかないかの、よほどの事情がない限り、
父ちゃんは18時に帰宅して、夕食を共にとる。

そんな父ちゃんが、本日はちょっとイレギュラーな仕事が入ったために、
朝は5時出勤、夜は22時過ぎないと帰宅しないという。

まぁ、少し以前は残業もある仕事だったために、
私としては子どもだけにご飯を食べさせたり風呂に入れたりすることも
特にどうというものでもないが、
そんなことは露とも覚えていないのは、のん。

朝から興奮しまくり。
「父ちゃん、もういないの?」と聞いた時に、
私がちょうど父ちゃんの部屋の前だったために、ふっと開けて「いないよ」と
言ったところ、怒り出した。
「のんちゃんが見てみたかったのに!!!」
いや、誰が見ても居ないもんはいない。

午前中はだらだらと。
特に何をするでもなく、のんもむつもそれぞれ遊んだり、
ちょっと小競り合いをしたり。
本当は一日どこかに出掛けるか…?とも思ったのだが、
いつ雨が降ってきてもおかしくない天候のため、あきらめる。

「どこか行きたーい」のんが言い出す。
よし、それでは、選挙に行こう。わはは。
「お母ちゃんのご用事があるんだけど、一緒に行く?」
「いくいく!!!」とのん。「やーーー!(わーい、ということらしい)」むつ。
2人でいそいそ用意。

うちの選挙会場は、のんが通う予定の小学校。
子どもが歩いて…10分くらいだろうか。

以前も選挙に来たことがあるはずなのだが、当然覚えていないらしい、のん。
「学校に来た」ことで興奮する。
「なにするの!?」「通うの?!」
いやいや、今日は選挙、って言って…。と説明するが、どこまでわかったか。

投票の後は、校庭の遊具で遊ぶ、のんとむつ。
ジャングルジムをするすると登る。
あら。そんな風に遊ぶようになったの。のん。うわぁ、すごい。ひやひや。

むつはのんの真似をして、ぶら下がってみたり、足をかけてみたり。
が、他の子がちょっとでも近づくと、ピーピー言って私を呼ぶ。
ジャングルジムの中に入っている時に、他の子がジャングルジムに近づいた時は
大変だった。
まるで閉じこめられたかのように、出たがってウロウロするのだが、
慌てているので出口にたどり着かない。
変なところから頭と手足を出して、私の方に半泣きで訴える。
大丈夫か、そんなことで。

夕食時も興奮ののん。
「父ちゃんがご飯の時にいないなんて!!初めてだね!!」
いや、そうでもないのだけど。
「お風呂も、父ちゃんが居ないなんて!!お母ちゃん、大丈夫?」
いや、私はそんなに頼りないか?
寝る時も。「お父ちゃんが居なくて寝るなんて…」とつぶやいたかと思ったら
グーグー寝ていた。
興奮しすぎて、疲れたか。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]