HOME


Nekomar's Diary

2003年06月19日(木) 愛の力

少し寝坊の、のん。
そりゃそうだ、昨夜は楽しすぎて、くたびれてしまったもの。
まだ週末には2日ある、がんばれ、がんばれ。

のんはバスで通園するのですが。
バスの席に関して、のんは毎朝、画策している。
なにをか?
Tくんの、隣の席になる為である。

のんのバス停に来るまでに、バスには4〜6人乗ってくる。
のんのバス停は6人乗り込む。
そして、次のバス停で、のんのBF、Tくんが乗ってくる。

誰も休みや遅刻がいなければ、のん達6人の後ろの席に、
Tくんが乗ることになるらしい。
その状態だと、Tくんの席からが3人がけの席になり、
(のんの席は2人がけ)
Tくんの隣に、MちゃんとSちゃんが来るという。
「のんちゃんがMちゃんの席に座れればいいのに」と、
のんは5月最初から言っていた。
「Sちゃんがこっち側に座ってくれれば、のんちゃんがこっちにくるでしょ、
 そうすると、Tくんのお隣になるのに」
などとぶつぶつ考える、のん。

笑いながらアドバイスをした。
「とにかく、6人組の中でのんが一番最後に乗らないと、
 誰かお休みでTくんが2人がけの席でも、のんは隣にならないよ」
「そうか!!」
たぶん、のんは今までの中で最高に、私を尊敬したに違いない。

幼稚園、というのは学校よりもだいぶ「お休み」や、「遅刻」が多い。
(この場合「遅刻」と言っても、バスに乗り遅れるだけで、
 ママが後から園に連れて行ったりすることもあるらしい。
 また「幼稚園行くのイヤ」と言いだし急遽園までママが送るという
 構図も良くあることらしい)
そのため、こののんの、「私が一番最後に乗る作戦」は、功を奏し、
何日かに1度はTくんの隣になる。

そんな日は、かえってきて即報告。
「今日の朝は、Tくんのお隣だった!!」

父ちゃんに聞かれる。
「なんでそんなにお隣になりたいの?」「なんの話をするの?」
のんが答える。
「おしゃべりするの。『今日、盆踊りの練習するかな?』とか。」
「…そんなの後でしゃべればいいじゃん」父ちゃん、ジェラシー。

そして今朝。
数日前から聞いてはいたのだが、諸事情により、
今日から転入してきた子が、うちのバス停から乗り込むことになった。
!!!…ってことは、7人か!

あははは、のん、良かったねぇ!
転入生がいたって、その子のママが心配して最後までその子に付き添っていたって、
のんの「私が一番最後作戦」は揺らがない。
どうぞ、と前を譲り、その子を乗せてから、のんが乗り込む。
3人がけの席。座ったとたん、にんまり笑顔で私を見る。

良かったねぇ、とは思うけれど。
今からそんなにパワーを使って、大丈夫か、のん。
愛の力で、人に迷惑かけては、いけないよ。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]