HOME


Nekomar's Diary

2003年05月11日(日) おいてきぼり

すっかり「自分の自転車」の虜になった、のん。
今日も10時過ぎから「乗りに行く」という。
天気もいいので、父ちゃんが付き添い。
ただ、自転車ののんと、むつと、両方は無理…と、置いていかれた、むつ。
玄関で号泣。
この世の終わりが来たかのよう。

最近、こういうパターンで「のんと父ちゃん」が遊びに出るコトが多いのだが、
むつを見ているとこっちまで泣けてくる。

たいていの場合。
のんが、父ちゃんと「よし、行こう!」と言う話になる。
のん、バタバタと支度。
むつ、何故か嬉しそう。
のんが着替えたり、トイレに行ったりする間に、
むつもどこからか靴下など見つけてきて、
両手にもって廊下をあっちに行ったり、こっちに行ったり。

そして、玄関で靴を履くのん、その後ろで、次は私、とばかりに待つむつ。
このあたりで「まずい」と私がむつを部屋から呼んだり、
TVをつけたりするのだが、いっこうに玄関から離れない。
そして、靴を履いて「ばいばーーーい」と明るく手を振る、のん。

ここまできて、やっと気づくむつ。
「はっ………!!!もしかして、私、置いて行かれた??!!」
靴を手に持ち、泣き伏す、むつ。

今日はあまりに可愛そうなので、
洗濯をそこそこに、そのままむつをベビーカーに乗せて外に出る。
玄関から出たとたん、「あー!あーー!!」と「のんを呼ぶ時の声」を出す、むつ。

曲がり角を曲がる時にも、先にちょっと乗り出して覗き、
まるでのんを探しているような態度。
すごいなぁ。よくわかっているんだなぁ。
もうそろそろ、「のんだけお出かけ」は通用しないんだなぁと痛感。

結局、特に用もなかったけれど
ヨーカドーと商店街を、ベビーカーを押してウロウロ。
ヨーカドーで降ろして遊ばせるか?と思ったのだけど、
少し眠そうだったので、そのまま商店街に行ったらすーすーと寝始めた。

ちなみに、のんは駅の反対側の商店街の方(空いている)で、
自転車4往復ほどしたらしい。父ちゃん、お疲れ。

眠ったむつを連れて帰宅。
よし、これならむつが寝ている間にスムーズに昼食が作れる。
玄関にベビーカー(むつ)を置いて、そーーっと荷物をいったん台所に置いて…
と、やっていたところ、ドアが、がちゃり。
「おかーちゃん、いつもありがとーー!!」
興奮して花束をもったのんが元気に飛び込んでくる。

「あっ、むつちゃん、ここにいたのーー?!」
飛び起きる、むつ。
うん、いいさ。まあね。
母の日の花束で帳消しさ。

…のんから、母の日に何かもらったのは今年が初めて。
もちろん、花は父ちゃんが買ってくれたのだけれども。
ありがたいものです。成長したねぇ。のん。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]