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つけたりつけなかったりぃー
悠都
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2003年05月28日(水)
8年後のお話?





 コンコン

 扉が叩かれる。風羽はぱたぱたとスリッパを鳴らして戸を開けた。
「はーい、どちらさまですかぁ?……あぁ!!」
「久しぶり。風羽ちゃん」
「元気してたー?」
「水羽くん、波羽ちゃん!」
 そこには家を出た兄と姉の姿があった。ふたりとも以前の面差しを残したまま、大人になったという感じだ。風の便りでふたりの噂はよく聞く。母である霧羽からも。ちょくちょく手紙も送られてきた。
 でも。会うのは数年ぶりだ。懐かしかった。
「うわぁ……。ほんとーに久しぶりだね! 上がって上がって。お茶淹れるから」
「いいよ、気遣わなくても」
「その前に風羽ちゃん、料理できるようになったの?」
 水羽が揶揄した。
 風羽は以前まったくと言っていいほど、料理ができなかったのだ。いやむしろ魔女の鍋というか……。とにかく世にも恐ろしい物ができるので、心配になった。
「へーきよぅ。ちゃんと練習したもん。燐音ちゃんに教えてもらったもん」
「リンネちゃんって?」
 波羽が訊いた。自分たちのことは知られていても、妹たちのことはほとんど知らないのだ。一箇所に留まっていないため、手紙の遣り取りは少なかったのも理由のひとつ。
「空くんの彼女」
「「へーあの馬鹿にねぇ」」
 ふたり同時に感心する。
「それはひどすぎない?」
「いや、物好きもいるもんだなーって。蓼食う虫も好き好きだけど」
「……(苦笑)そういう風羽ちゃんは?」
「いないよー。風羽はね、ずっとここにいたいから」
「ふーん」
 昔とはうって変わって、てきぱきとお茶を出してくる妹をふたりは感慨深げに眺めた。月日が流れるのは早いな、と。
「今日は、冷羽ちゃんと音羽くんいないの?」
「邪魔だから置いてきた」
「波羽ちゃん……」
 すぱっという波羽に水羽がたしなめた。
「波羽ちゃんはさっぱりしてるんだねぇ」
「大丈夫。放っておいても死にはしない」
「ふたりはまだ子供だよ? 連れてこようって言ったのに、僕」
「アレがいるとうるさいんだもん。たまには静かに暮らしたいでしょ」
 ためらいもせず波羽はカップを取り、茶を飲んだ。
「ぬ……」
「だ、大丈夫?」
「……ふつうだ」
「どれ」
 彼女の感想を聞いて水羽も紅茶を口にする。
「ほんとだ。うまくなったもんだね」
「えへへ。ありがと」
 しばし和やかな雰囲気が流れる。
「そういえば、空羽はどーしたの?」
「燐音ちゃんのとこ。セーリアスに新しく入った子でね。空くんが精霊術教えてるの」
「ほーぅ。できるようになったのね〜」
「もう八年も経ってるんだもん。あたり前だよ」
「風羽ちゃんも成長したんじゃない? 女の子らしくなったし」
「そうかな、そうかな」
「中身がもっと伴えばなおよしって感じ」
「波羽ちゃん……」
 風羽は苦笑するしかなかった。
「ご馳走様」
「いえいえ。今日は泊まってく、わけないよね」
「ん。ごめんね」
「ううん。しかたないよね。冷羽ちゃんと音羽くん、置いておけないし」
「明日連れてくるからね」
「ほんと?」
「うん」
「水羽ー。帰るよ?」
「はいはい。波羽はせっかちなんだから」
 こういうふたりのやりとりを風羽は微笑ましく思った。いろいろあったけど、今は幸せなんだなーって思えるから。
「じゃ、また明日ね。風羽」
 手を振りながら去っていくふたりの姿が消えるまで、風羽はずっと見送っていた。
 明日も来るという。
 楽しみが増えた。
「さあ。夕飯の支度しよーっと」
 うきうきしながら明日を待つ。
 平和で、幸せで。変わらない日々はきっと一緒で。
 風羽はパタンと扉を閉めた。



取りとめもなく。
羽家のその後が書いてみたくなった。波羽ちゃん主人公の、水羽、波羽、風羽、空羽がメインのお話の最後ってもう決まってるんで。
数年後の絵を描いてみたら無性に書きたくなりました。そして数年前の絵を描いて、またそれが書きたくなる。ってそれはコピ本の話の一部を絵にしただけなんだけど。挿絵候補のとこかなぁ。最後の方だろうが。
ちなみに肝心なところはぼかしてあるから、わかんないだろうなぁ。
わかっても支障はありませんが。
誰かわかったかなぁ。今と8年後のちがい。わかりやすいんだけど。
羽家は気力があったら冷羽ちゃんと音羽くんの話も書いてみたいですねー。
この命果てるまで、書いてもいいかなぁ。このシリーズは。いろんなサイドの話があるし。
人間だけでもそりゃもう、ね。波羽と水羽が羽家の話ではメインになってますが、霧羽さんも双子も聖霊'sだっているし。2世代目だってねぇ?(笑)
雪羽や樹羽もいるし。
あと、千都ちゃんや由月もおるしなー。燐音ちゃんは今作ったキャラだから、アレだけど(空に彼女できるのは少し前から決まってたけど)
そういや風羽の台詞にも今後の含みがあったなぁ。
ずっとここにいたいから、っていうの。この言葉って未来永劫ずっとこの場所にいたいってことですよ。これは聖霊さんたちとも関連してきます。
本編で出せるかなぁ。
あ。ティンファンがいない><;
って奴は途中で一族の元に戻りそう。
あぁ、これはネタバレだ。一族っていうのは。
家族、かなぁ。書かんとわかりませんね。

そろそろシャラちゃんのお話も考えなくては。

台本も。
たまにはファンタジーでもいいかな。王子とかシャラちゃんの話とか微妙にまざってるけど(感じ的にね)

寝よ。