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つけたりつけなかったりぃー
悠都
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2002年06月10日(月)
♪♪♪


 いい情報を入手致しました☆
 私にとってのいい情報なので、他の方には何のことはない私のただの戯言になっちゃうでしょうが。
 「旦那さま、お手をどうぞ」が秋にドラマCD化らしいですvvvドラマCDの話はホントだったんですね!?っと嬉々として喜びました(日本語おかしい)
 今から秋が凄い楽しみです。丁度9月頃に旦那さまシリーズは新刊が出ますしv
 お金貯めておきましょう(それはきっと16日のオンリーとかで消えるゾ)
 何か私の性格が日記を書き始めた当初よりかなり壊れておりますが、はっきりいってありゃ繕ってるだけですので。
 皮を剥げば中身はこんなんです。しかも最近脳の腐食が激しいようなのでちょっと思考が……
 自分で自分の将来を案じちゃいました。
 後悔はしてないからいいですが。

 あーどうしようもなくアホな霧羽さんが書きたいってことで突発SS??GOー!



「な・み・は・ちゃーんv」
「きゃーーーーーーーーーっ」
 いきなり波羽は背後から抱きつかれ、黄色い声を上げた。
「あれ、母さんお帰りなさい」
 水羽が二階から古文書を片手に降りてくる。
 波羽に抱きついているのは彼らの母親である霧羽。彼女はご機嫌宜しく水羽にお決まりの返事を返した。
「ふふv只今、水羽くん。風羽ちゃんと空ちゃんは?」
「あの二人なら今日は学校へ行ってる筈だけど」
「あらぁ、私会わなかったわよ。すれ違っちゃったのかしら」
 ぶすっとした声で波羽が発言する。
「学校は広いんだから、会えなくても不思議はないでしょう」
「あらあら、波羽ちゃんってばご機嫌斜めね」
 霧羽は波羽に未だ抱きついたまま、首だけを水羽に向け「私嫌われてるのかしら?」と問う。
 水羽はそれににっこりと微笑みだけを返した。
「お母さんと居るといつもの倍以上疲れるのよ。嫌ってたらこの家に住んでいない」
「それもそうね」
 ぱっと両腕を解き、波羽を開放する。
 霧羽はそのままキッチンの置くへを姿を消した。
「何でいつもあんなにテンション高いの……あの方は」
「ご本人が居ない前では敬語を使うんだ?」
「兄貴もでしょう」
 水羽はただ微笑んでいるだけで、それ以上は答えようとしない。
 波羽が諦めて溜息を吐いたとほぼ同時に、玄関の扉が開かれたことを意味する鐘がコロンコロンと鳴った。
 そういえば霧羽が帰って来た時に鐘はならなかったような気がする。いつも。
 波羽はそんなことをふと考えたが、考えても無駄なことは百も承知なのでそれ以上は答えを求めない。霧羽という人物はその存在自体が不思議な(不自然な)人なのだ。
「水羽くん、波羽ちゃん、ただいま」
 風羽と空羽が居間へと入ってくる。
「お帰りなさい。二人とも研究は進んだ?」
 水羽が風羽に向けて訊く。それに風羽は「うん」と短く返事をした。
「……波羽ちゃん、どうかしたの?」
「何が?」
「波姉、今日は朝ご機嫌だったのに何で今は不機嫌な顔してるんだ?」
 二人から同じ様に問われる。波羽は返事に窮してしまった。まさか霧羽が帰ってきてるから不機嫌なんです、とは流石に言い難いのだ。
「母さんが帰ってきてるから、こーなったるんだよ」
「え?お母さん帰ってきてるの??」
 風羽が嬉々として声を張り上げる。「どこ?どこ??」と水羽に掴み掛かって訊き、キッチンへと一目散で駆けて行った。
「空は母さんの所へ行かなくていいのかい?」
 そう言って水羽はキッチンの方向を指差す。あからさまにからかってます、と言っているように思える。
「別に」
 ただ可愛げのない返事だけが返って来る。
「二人とも、母さんは滅多に帰って来れないんだから、そんな態度じゃ失礼だろう?」
 可哀想、ではなく失礼だと水羽は言う。
 久しぶりに会った人に対してのちゃんとしたが態度があるだろうと二人を嗜める。
 こういう時はやはり年長者だということがよく見て取れた。
「そう、だね。お母さんには色々迷惑かけてるし……」
「…………」
 その時ふっと甘い香りが漂った。
「波羽と空羽が私を母と思えないのは仕方がないことよ、水羽」
 霧羽が人数分のカップの乗ったお盆を持ってくる。
 甘い香りの正体は、カップの中身のホットココアだった。
 霧羽は無言でココアの入ったカップを全員に持たせる。
「あまり帰って来ないし、母親らしいことは何一つしていないしね」
 そう語る声は、さっきまでの明るい声ではなく威厳の篭った母親の声。親が子を叱る時に、道を示す時に発する声。
「でも家族だわ」
 にっこり微笑む。その様は水羽の微笑ととてもよく似ていた。

 その後五人で夕食の席を囲んだ。
 話が弾むという感じはなかったけれど、落ち着いた暖かい空気が漂う夕食の席だった。
 夕食後、霧羽はそそくさと特に何も言わずに家を出て行った。こちらに用があって立ち寄っただけだったらしい。
 最後に「じゃ、行ってきます」と満面の笑みで言って月が照らす夜道の先へと姿を消して行った。
 この時に水羽も、波羽も、風羽も、空羽も、四人全員が霧羽はやっぱり自分たちの母親なんだなと自覚したのであった。

 初夏へと季節が移り変わる、そんな日の出来事。



 推敲なしで。えぇ、全く無しで(をい)
 ほぼ一発書きです。落ちも何も考えずに筆の向くままに書いてみました。ってそれいつものことじゃん!(爆)
 いつもはちゃんと一通り目を通してますよ?ちゃんと一応推敲には値しませんけど文章の校正くらいはしてます。
 てか、推敲すると話変わるので。新しく話を書いている気分に陥ります。
 修行足らなさ過ぎですね。
 というか、霧羽さんアホっぽくな。最初だけですね。羽家の物語の鍵を握る不思議な人です。
 因みに伏線はってます。2つくらい?というか文章の端々にちょっとだけ。
 これ読んだだけでは何の話だか皆目見当もつかない……ダメじゃん。私の頭の中でだけ話は繰り広げられています。
 ちゃんといつか本編を日の目に!!
 でも投稿用として使うつもりなのでどうなることやら……
 よ、良かったら感想下さい。わけわかんなかったとかでもいいですから。