a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
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2006年05月20日(土) ガラじゃないけどさ、じつは・・・

はわわわわ
リクたんが、リクたんが、リクたんが・・・

ぶらっどぷらす、そんな真剣にみてるわけじゃあないんですが。
ああ、か弱き羊が淘汰されてしまった。
強くなければ生き残れない世界だからな。
リクたんは大切なものを守りたくて守れなくて砕けてしまった。
にいちゃんとねえちゃんの悲しみは如何程。砕けそうな程。
生きていれば砕けてもなお鈍く強固に、元に戻ってしまう人の心が嫌だね。
それでも、死ねない。にいちゃんもねえちゃんも。
まだ32話なのに。


今日見たムシ。
40〜42話。
41話の泉の民の子供、あれ、ノビローくんですか!?ヒュードロ組の?
どっかで聞いたことあるとずっとずっと思っててやっと思い当たったよ。
42話、「再生の時」
何回も語るけど、何回見てもいいですね!
ソーマがソーマがソーマが。てか、脚本も作画もすごくいいんだよね。
キレイすぎて。
光になるって、消えてしまうって、死んでしまうって、うそでしょう?
オチに対する苦情もあるけれども(笑)まあいいです。
こんな直球投げられて、受け止めるのが大変です。好きだなー。


ムシ話は今日もずんどこやりたいですね。ソマで。(笑)
どうでもいいことですが、

●ムシでえろいのをwebではやりたくない理由。
というか、重要なのは「webで」になるんだけれども。
一昨年の一時期、未成年の学生相手にシゴトをしてたのですよ。教員ではないけれど、先生と呼ばれたのよ。
先生が「同人ヲタ」だというのは許容範囲だと思われる。一般人と同じく先生だってシュミくらいあっていいでしょ?てっちゃん(鉄道マニア)だっていっぱいいたし、ガンヲタだっている。
でもー、必死で検索ですりゃあバレるwebで、普通の同人じゃなくて18禁はバレたら免職だろうと。(汗)
(いや、教員じゃないから大丈夫だろうけれども)(当時パート主婦だし)
学生(ヲタの子たち)は面白がって一緒に遊んでくれたけれども、やっぱり「見せたくないな」と思う一線の向こう側。
でもシュミだしー「webで」やれる一線のこっち側ギリギリまではやります。(笑)
(なんだ、結局やるんじゃないか)
同人誌は出す機会があれば。多分ない。ないです。きっと。


今日日記。
アニメの感想ばっかりだぞ?
いやいや、普通の生活もしてるんだけどなぁ、なんでかなぁ。
チビズとお買い物してて、カブトムシのツガイ売り場に行きました。
なんか、オンタの子がメンタの子を追いかけて大変な場面に出くわしました。
おおおおおかあさんはどうすればっ!(普通にかわしましたけどね)
久しぶりにゲームのラブベリとムシキングもしましたよ。
グランディア3もやりました。テラリウムイベント終了。あとは帰るだけ。
明日は晴れてくれるかしら。洗濯物が家の中にあるのヤだなぁ。




さあ、ムシ話だ。
えーと、ビビソマで。好きだなこのおっ>自分
今回は笑いに走りません。(えー?)
自分で書いた話「木漏れ日」の前話になります。45話〜46話かな。




 子供の顔と、大人の顔と、優しさと強がりと。
 一番危ないところで一番安定するそんなお前を、気付いてないと思ったか?


優しい時間


 まだ夜と言える時間だろう。
 ひとりでキャンプを抜けるソーマを追いかけるのは容易かった。
 珍しく無警戒だったから、こっそりアダーの手の者と接触してるのかという疑いはすぐ立ち消えた。

 香りの強い夜の花の前で、ソーマは足を止めて明かりを灯した。その葉を何枚か取って、くしゃくしゃと潰し始める。薬草だ。
 この間、戦ったときの傷はそんなにひどかっただろうか。ソーマは自分で薬を使っていたからよく確かめなかった。
 やがて、薬ができたのか、それを塗るために服を脱いだソーマを見てビビは息を飲んだ。

「誰だ!?」
「…俺」
「…なんだ、ビビか。脅かすなよ」
「脅かしてんのはオマエだろ?何だよ、傷だらけじゃないか!?」

 隠れてる意味も無くなったので明かりの側まで寄ると、白い肌に残る傷痕が一層無残に見える。
 新しい傷と、少し古いもの。古いものの方がひどいのは一目。
 右肩には血と膿で汚れた包帯、解くというよりも剥がすのが大変そうだ。

「いつ、こんな…この前デュークの甲虫と戦った時のじゃないな」
「……」
「黙るな。大人は気付いてんだぞ?」
「え?」
「最初に気付いたのはブーだけどな。バビもオマエが食事してるときの様子がおかしいってよ」
「そう、か。気付かれないように振舞ってたんだけどな」
「俺は今まで気付かなかったさ。…デュークにやられたのか?それともアダーか?」

 なるだけ新しくて柔らかな葉を千切って、一緒にすりつぶす。夜露を含ませて肩の包帯の上から湿布にすると、眉根を寄せて痛みに耐えている。

「デュークだよ」
「父親、じゃなかったのか?」
「父親だ。似てるんじゃないかな、目的も手段もゴチャゴチャなところが」
「酷いな。子供にこんな傷」
「…でも俺のオヤジでよかった。ポポの父親じゃなくてよかった」

 穏やかに目を細めるソーマは、一瞬とても大人びてみえた。

「自分の親と戦うなんて、俺だけでいい」
「…そんな風に思ってたんだな」
「ポポには言うな」

 と思ったらまた子供に逆戻り。
 苦笑すると、案の定むくれる。

「アイツは、まだ本当の父親の行方も解からないし、守護者の証の責任を負うことだけで大変だろう?俺は、アイツの、いや、みんなの負担になりたくはない」
「負担だなんて思わないけどよ。まあポポには内緒にしておいてやるよ」

 傷の手当てを進める。
 この体で、腕で、剣を振るい弓を飛ばした。無理をしているとは言わない。集中力とセンスを誉めてやってもいいくらいだ。
 こんな無茶苦茶をやってられるのも、きっとあと少しの間。大人になれば変わってしまうかもしれない。
 ふと思いついて、薬草を口噛みする。硬い繊維が多いが、よく噛めば苦味と一緒に唾液に溶けるのだ。

「ソーマ、口開けてみな」

 素直に、ソーマが明かりの前で口を開くと、予想通りその中にも傷がある。
 殴られた痕。
 軽く顎を持ち上げて、口の中の苦味をソーマの中に移してやる。
 最初、身を堅くしたが、傷に染みないのが解かるとおとなしく受け入れた。

「この傷、本当の傷だ。描いたんだと思ってた」

 ソーマの手が右頬に当たる。
 驚いて少し距離を取った。
 隠していたわけではないが、実はあまり恰好のいい話じゃない。

「オヤジは傷のせいで片目見えなくなったけど、あの頃は失っても得るものがあったんだ…」
「大人ってのはな、埃っぽい時間が積もって面倒なイキモノなんだよ。そのうちじっくり語って聞かせてやるよ」
「話はいらない。だけど」

 俺を見上げる顔は、今の時間と同じ。
 夜と朝の間。
 子供でもなく大人でもない、ほんの一瞬。

「ちょっと、信じてもいい」
「十分だ」





おわり



脱いでたりちゅーしたりのくせに、色気の欠片もありませんね。すみません。(土下座)

タイトルはあれだ、遊佐未森、東京の空の下のカプリングその1。知ってる人ファンでも極少。


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