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a days:日常的に迷走中
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ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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風邪引いた・・・けほけほけほ。カラ咳とまらん。 微熱なんか顔が火照るのは日焼けしたからなのかわからん。
でも今日こそは絶対・・・と伸び伸びになってた予定をクリア。 別荘地(墓地)へ行ってきました。 市営墓地が最後の最後の公募の補欠に引っかかったんだよー。 まず、場所確認。実家の墓はすぐ近所だけどもすごい坂の途中で階段がつらいんだけども、ウチの墓の場所はほぼ平地に近いところでした。 お隣さんの片方は入ってました。よろしくおねがいしたい。死後にでも。 草むしりをしてたら、墓石屋が来ましたよー。営業ごくろうさんです。 和墓よりも洋墓の方が掃除がラクそうだな〜と洋墓タイプになりそう。 チビ1号が墓石屋のおっちゃんに「部長!部長!」と呼びかけんのが笑えた。今度は社長と呼んでやれ。
私が体力無くてへっぽこだったので、ダンナがチビズの面倒みてくれた。 っていっても、クレヨンしんちゃんの映画を立て続けで2本見せただけなんだけども。
で。私も種デステニのスペサル2本を立て続けで見ました。 ユウナさまが・・・やっぱりユウナさまが好きかもしれない。この頃はかっこよかったな〜 ・・・なに、このトキメキ!? (ばーか>自分)
今日は久しぶりにひとりで風呂に入った。(日記に書くほどのことである) ぼんやり考え事ができる風呂はいいなぁ〜 何考えてたって、そりゃもちろん、ムシのことさー♪
ムシ(森の民の伝説)の生殖方法が謎なことをいろいろ考えてました。 十二国記(愛読)も子供は卵から生まれてたけど、女の腹じゃないところから生まれるというメリットはすごいよね。授乳とかどうすんだろう?十二国のしくみは天帝がお作りになったとかなり強引なファンタジーだけれども。 ムシの場合は生態系がまずおかしい。ムシとちっこい人間しかいない。ムシ(昆虫)はいるのに、他の節足動物はいないっぽい。生物の進化が全然はっきりしない。まるでそこの部分だけを切り取ったみたいな世界観。 ナウシカのマンガの方にちょっと似てるかな?生き残る為に特化した生物と世界を作り出すというヤツ。でもって、作ったはいいがさらに生き残るためにまたモトから変わらなくちゃならん。そこんとこ、アダー様と考え方が似てるんだよね。進化の道を辿らなきゃならないという使命みたいなモンが。 ・・・ つらつらつらと考えて、結局ファンタジーだからいいじゃんというオチにたどり着くのであります。 いい風呂だった。(笑)
ソマセラを書こうか、ポポソマを書こうか、悩むところ・・・ (種類が違いすぎる) (脳の電池の向きを変えなきゃダメなくらい) (電池??)
よっしゃ今日は普通に最終回後話だ! (普通にって意味が・・・笑) 3・4年後くらい?ソーマさま16歳くらい? すこし男前に成長したくらい。(笑)
風の墓碑
崩れかけた廃都に、あの頃と同じ乾いた風は吹き付ける。 甲虫を力の象徴として祀り上げていた遠い星からきた者たちの痕跡は、ゆっくりと失われていく。
知識を弔うつもりで、ソーマは笛を吹き始めた。 風が笛の音を遺跡の奥にまで届けると、遠く細く歌声が帰って来た。 空耳かと疑って笛から唇を離してみると歌は止まり、代わりに小さな影がまぶしそうにソーマを見上げている。
「笛、もっと吹いて」 「・・・パム?」
蝶の力を借りて、歌声の主の所へふわりと降りる。 その姿は出合った頃のパムよりも少し幼い。髪と服と瞳の色は漆黒で、肌は抜けるような白。 もう一度笛を吹くと、彼女は確かにパムの声で懐かしい歌を歌った。
「君が、オリジナルなのか」
問いではなく確認だった。彼女は笑うことを知っていた。
「ここにいたパムたちは、もう、誰も?」 「ここには私だけ。私の心を分けたものたちはこの星に数人存在する」 「君のように、遺跡を守ってるのか」 「それが私の望み」
彼女は廃都の中へ入っていく。暗いのではないかと思っていた部屋は、建物の軋みでできた隙間からいく筋も光が入り、薄明かりで満ちていた。 壁には幾つもの絵が描かれている。 以前にも見た、遠い星からやってきた人たちの物語。 そして、今、彼女が壁に描き付けようとしているのは、ソーマの見知った者たちだった。
「ポポの・・・、輝きの森で起きたこと?」 「私は書き記す。この星の全ての事象。先に訪れる者を導く為」 「たったひとりで、永遠に?」
遥かな夢を抱いて、去っていったセランと同じ。
「あなたは、永遠という言葉の意味を知っていますか?」
小さなパムは心から幸せそうに微笑んだ。
「求める者、ソーマ。あなたにお礼をしなくてはなりません」 「お礼?」 「笛を吹いてくれたから」
彼女は小石を拾って、壁にさらさらと蝶の絵を描いた。 そこにふっと息をかけると壁から離れ、燐光を放って舞い、ソーマの胸に飛び込んだ。
「・・・今のは?」 「命を光に変える力。遠い星で使われた力。使う、使わないはあなたの自由」 「命を、光に?」 「いつまで、一人旅を続けるの?」
それは答えの無い問いだった。 けれど、小さなパムはソーマの胸に手を当てて、にっこり笑った。
「あなたは解かっているはず。あなたが永遠を手に入れられるように祈ります」
廃都の外までゆっくり歩いて振り返る。 月明かりに白く照らされて、夢の続きを望んでまどろんでいる。 ソーマは笛を吹いてみたけれど、歌声は帰ってこなかった。
おわる。
ソーマさま、遺跡めぐりの旅っ! あーやっぱり普通に(カプじゃない)ソマポポの旅話がやりたいような〜〜。
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