a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
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2006年04月05日(水) ばくみん

めちゃねむい。
今日もなんとなく朝早起きに付き合ったら、今日は休むとか言いやがった、ダンナ…
それならそれであと30分は寝たのに・・・。
(用事があったから早起きはしなくちゃいけなかった)

今日日記。
チビ1号の通院…今日は小児科でダンナが手術した云々関連の検査。
遺伝だからねぇ。
2号みたいに逆流ダダモレとまではいってないそうで。
今後も検査要とか言われたよ、面倒だよ、他の眼科とか整形とか検診の曜日が全然合わないんだもん。

検査にめちゃくちゃ時間が取られる(10時の次は2時だったり)んで、あちこちウロウロ。
久々にメイトにも行きました。商品レイアウトがすっげ変わってて何がなにやら。
(何も買わなかった)(デステニ小説くらい買っておけばよかった)

待ち時間に、
●西の善き魔女1巻、読了。
感想というか・・・えと、爽やかに笑ってしまいました。あっはっはっは。
ひょっとしてこの調子で続くんですか?面白いなぁ。
主人公が悲壮じゃないのがいいです。行き当たりバッタリ系?その割りに巧く渡ってるよね。





おかあさんはおそらへとんでいっちゃった

泣きじゃくる幼子をなだめながら、まさかという思いと、やはりという思いが交錯する。
あの者たちは、ただの森の民などではない。
おそらく、この子も。
恐れが、抱きしめる手を留めてしまう。

流れ者だった彼らは、ふわりとこの恵み少ない北の森に根を下ろした。
ふたりとも、よく笑った。よく働いた。
父親は勇敢な戦士でもあった。
母親の歌声は安らぎをもたらした。
ふたりの子は美しく聡明だった。

北のはずれの寂れた村には不似合いな家族。
どこかから逃げてきたんじゃないのか?
そんなささやきが冗談の中に紛れ込んだ。
夏の、ゆらめく太陽に不吉な影が現れるまでは。

幸せが過ぎたのだ。

父親は、野心に燃えた男の顔をして去った。
そして、母親も女の顔をして去ったのだ。

おとうさんは おかあさんは どこにいっちゃったの?

「ソーマ、お前はひとりじゃないよ。これからはこの村のみんなが家族だからね」

涙を拭いて、頭をなでてやると、幼子は静かになった。
けれど、その瞳に映っているものは何も無かった。



16.ひとり

ちっちゃなソーマは賢くて誤魔化しがきかない。のがいいな。


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