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2004年06月25日(金) |
2004年上半期決算(?) |
1限は珍しく(?)間に合いました。 幾つかの素材を扱ってたんですが、枕草子の「清涼殿の丑寅の隅の」が登場。 私の好きな段の1つです♪「君をし見れば物思ひもなし」という歌とか。 あなた(この場合は一条天皇と中宮定子)を見ていると物思いもなくなります、という意味。 2人に対する賛辞の歌ですね。そんな「見れば物思ひもなし」という人がいたらいいだろうなぁ。 むしろ私は一人に限らず、「物思ひも増し」なことが多いような気がするんですが。 端的にいえば、「人間関係っていろいろややこしい」ということで。
今日のテーマは桜だったんですが、その語源なんかにも触れてました。 先生自身は「こういうのは言葉遊びになってしまうんですが」みたいに言われてましたが。 それで、万葉集の3786と3787の歌についても。字(あざな)を桜児(さくらこ)という女に、 2人の男が恋をして、思い悩んだ女は首吊り自殺を……という話。 何故か、2人の男に言い寄られる女は説話等の中では悲劇的な結末を辿りますね。 万葉集では他に真間手児奈(ままのてこな)や菟原処女(うないおとめ)、 伊勢物語の「五月まつ」の章段、源氏の浮舟とかがその例。 どうなんだろうな、2人に思いを寄せられるっていうのは。そんなに辛いのかな。 私には経験もないし、今後も縁のなさそうな話だなー、と思いながら聞いてたけれど。
2限は2年生2人の発表。ちらりと召人について触れてました。 と言っても、発表者自身は召人のことをよく知らなかったんですが。 私が知ったのはいつだっけ。遅くとも去年の大和物語の初段で伊勢の御が出てきたから、 その時には知ってたけど、その前に源氏の授業ででも登場したっけ?
授業後、教育実習に行ってた友人が研究室でお礼状の文面を考えてた。 そういえば中間発表の順番が出てて、(私の)予想通り一番になってた友人は驚いてた。 私自身は4番らしい。私自身に関して言えば、予想通り、って感じ。
マナーの用例集の本をちょっとだけ見せてもらったらなかなか面白かったけど、 いろいろ細かい決まりがあって大変だなぁ、と思った。こういうマナー関係は苦手だ。 今でも「あんた一体いくつになったの?」と母に突っ込まれてる私^^;
昼食をいつものように同じ授業の友人と食べに行ったら、3年のK谷君に遭遇し、 3人で食べることになった。なかなかレアな顔ぶれかもしれない。 K谷君は私のことをよく知らなかったらしい。ま、そんなもんだろうな。
3限は授業には出ず図書館にいたけど、眠らなかったら、4限にしわ寄せがきた。 すいません先生何度か意識が飛びました……。今日は学者の娘の話。 学者はこういうシステムになってるんです、というのは私には目新しい話でした。 数えてみたらあと3回しか授業がないらしい。帚木の最後まで読めるんだろうか。
そして本屋バイト。バイトの内容自体は特筆すべきことはなし。 ちょっと自分で自分の手際の悪さが気になったかなぁ、というのはあるけど。 本日、本屋のバイト代を受け取り、今月の収入は計61,555円。まぁまぁ? それで、これで今年の半年間の収入も出ました。一応、Excelにコツコツ(或いはまとめて)入力中。 それによると、349,810円。図書館と本屋と模試監督の総計。去年の倍額。 今年は司書講習もないんで、夏休みも毎週図書館で働ける&ビシバシ稼げる〜♪ と今から楽しみにしてしまう私(笑)よく考えると、去年は4月が大学側の調整のためになくて、 司書講習のために7・8月はまるまる、9月も3週間くらいは行けなかったもんなぁ。 そんなわけで今6月が終わった時点で、昨年2月からの実質労働年月は13ヶ月、というところ。 それを考えると、つい、勤労意欲に燃えてしまう……のか?まぁ趣味と実益(笑)も兼ねてるし。 また定期代やら授業料やらも捻出しないといけないし、本も買いたいし、 携帯も夏には買い換える予定だし、コンタクトも(自腹なのか?)、 といろいろお金を使いつつ、一人暮らしのための貯金も……ってことで。 このペースで稼げば、年70万くらいになるのかな、今年は。ってことで頑張りまーす(*^^*)
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