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昨夜「明かりをつけましょ雪洞に」というサインイン名にしようとして、 “ぼんぼり”って“雪洞”って書くのかぁ、ということを知った21歳。 でも雛祭りの日でも、やはりわかりきってたけど去年と何の変わり映えもない。
今日は図書館のバイト。前日の人の作業の続きをやればいいのかしらん、と思いきや、 掛長に連れられて5類の棚へ。スペースが狭くなってきたとかで、ちょっとばかし移動。
それが終わった後は、昨日の人の続き。でも、事務室で作業をしてたら、お呼びがかかった。 そして今度はN村さんに連れられて、1Fへ。行く前にブックトラックに積まれた本には、「教職」の字が。 それは一体どこぞや?と頭の中をハテナにしてたら、1Fの洋書コーナーの更に奥の移動書架。 ここには中学と高校の記念誌が集められてる、ってことを初めて知った。 ここでも移動作業を行った。面白いものがあるよ、とN村さんは静岡の高校のを見せてくれた。 ……何と校歌のオルゴール付き!!開くとセンサーで自動演奏が始まる。 わざわざ手の凝ったことをしてる学校もあるもんだ。興味のある人は是非一度ご覧あれ。 「開くと音が鳴ります」、と付箋がついてるんで探すのは場所がわかれば楽。
作業の合間にはいろいろおしゃべりしてました。専攻の話になって、 ここでバイトしてる(してた)T橋さん・A川さん・H母さんは研究室同じだとか。 「N村さんは大学では何をされてたんですか?」と訊くと「全然違うけど」 と前置きした後で「音楽」だと言われました。へぇ〜。意外だ。 しかも、中学で教えてたことがあるらしい。今は当時の子も「可愛かった」と思えるらしい。 母校の創立百年の記念誌を見つけて、昭和52年ので、「古いなぁ」と言ってたら「古い?」、 とN村さんに言われてしまった。私が生まれる前、って基準で言ってみたのだけど。 N村さんのお子さんは50年生まれらしいけど、「幾つだっけ?考えたくないわぁ」と。 そんなものなのかなぁ、と微笑ましく思いながら聞いてました。 母校が旭丘だと告げるとやたらに褒められてしまったけど、自分的にはどうかなぁ、と思う。 ……確かうちのクラスは浪人率7割近かった、って聞いた気がするし(^_^;) 「私もギリギリでした」と言ったけど、謙遜じゃなくて後もう一歩で浪人だったし。 「先生はどんな感じ?」と訊かれ、ちょっと悩んで「変わった人が多かったです」と答えた。
この作業が終わって2Fに戻り、そこでの作業を済ませて4Fに行くと、T橋さんがいた。 彼女は私の先輩なんで、さっきの話を出してみた。年が違うから、知らない先生もいるかなぁ、 と思ったけど、世界史と日本史と国語の先生は共通の知り合いがいて、ちょっと楽しかった。
お昼を挟んで、午後はまた2Fで作業をしてたら、また掛長から声がかかった14時。 「古川資料館」がどうとかいう話が聞こえてきた。古川?どこだそれ? と思ってる合間に掛長は出かける準備を進めてる。もう1人くらい人手が欲しかったようで、 掛長が準備してる時に「あ、僕行きますー」ということでOさんと3人で。 ちらっとN村さんに「どこですか?」と訊くと、博物館だと言われた。へぇ。 帰宅後に調べてみたら、確かに地図に載ってた(53番)。
私は総合科目で博物館のをとったわけでもなかったんで、今日が入るのは初めて。 確かに入口に古川の字はあった。博物館のどこに行くんだろう、と思ったら、 いきなり関係者以外立ち入り禁止の2Fへ。初めて来てそんな所からか(笑)、と思いつつ。 部屋のドアを開けると、そこには棚があって本がいっぱいあった。 今日のミッションは、「廃棄処分の官報を紐で縛ること」。ってことで手分けして作業。 それにしても古いのばっかだ。戦前のとか、大正1ケタのとか。カビもひどいし。 「古本屋でバイトしてた時のことを思い出しますね」とOさん。へぇ、そんな所で。 鶴舞の所で働いてたらしい。店の名前は聞いたけど忘れてしまった。 Oさんは4月にここに移って来て、もうすぐ1年目になる人で、私は敬遠してる訳じゃないけど、 きっかけもつかめなくて個人的な話は聞いたことがなかったんで、 今日は興味深い、というかちょっとした収穫かな、と思った。 私はこの手の作業はどっちかと言えば不得手で(本屋でもやってるくせに)、 一度縛りかけたのが崩れた……(/_-)やっぱ軍手じゃ駄目だな、と思い、 右手だけ外したら、作業が終わった時、どえらいことになってた……。真っ黒。 表紙はだいぶボロいのが多い、と私は思ったけど、中はしっかりしてるらしい。 古本屋に持ってけば高く売れるんじゃないか、と掛長は言ってた。廃棄はちょっと勿体無い。
そして30分程で作業が終わり、帰り道。「私は来たの初めてなんですよー」 と言ったら、掛長は時々遊びに来てるとのこと。私もそのうち行ってみようかな。 コートを着ずに薄手のニット一枚で出てきたんで外は少し寒かった。 私はちょっとくらいの寒さなら平気だから、なくてもギリギリ大丈夫だったけど、 ちょっとばかり想像というか妄想?に走ってしまい、んなことあるわけないか、と内心で苦笑。
戻ってきてから、またT橋さんと作業が一緒になった時、また高校の話を振ってみた。 一度訊いてみようと思ってたけど、知らなかったそれまでだし、と思ってた話題。 私の部活のOBで、T橋さんと同級生のK地先輩とS木先輩を知ってるのかなぁ、と。 意外なことに、面白い話が聞けた。3年の選択の授業でK地先輩と同じだったけど、 怖そうな人だと思ってた、と。傍目からはそんなふうに見えるのかなぁ。 私はそれなりにぶっちゃけた所しか見たことがないんで、顔見知り程度の人、 って観点はそんなふうなのかぁ、というのが意外な感じ。
今日は返却された本を見てびっくりだったけど、大学の図書館にロードオブザリングが。 でも文庫じゃなくてB5サイズのすごく大きくて重たい本だった。 ハリーポッターも密かに(?)大学の図書館にはあるし。何があるのか謎だ。 T橋さんは映画を先に見てから本に戻ると違和感が、って言ってて、私は逆に本が先で、 映画で違和感、って例で模倣犯を挙げたけど、この日記を書く時に、去年の3月3日に、 ちょうど模倣犯の下を読み切ったってことがわかった。奇遇だなぁ。
夕食は、雛祭りだから散らし寿司か……?と勝手に予想したら、実際は 炒飯に中華風スープにギョーザ、と中華尽くしだった。何故。 まぁ寿司じゃなかったのはこの頃寿司が続いたからだろうけど、でも何故中華。
ボーダフォンは長文メールは選択受信できるんで、MLのメールもPCで見られるなら、 携帯では受信せずにサーバーで消去してるのだけど、今日は一斉に来たおかげで、 消そうとしてる時に新着メールが。誰にも悪意がないのはわかってるけど、 30分以上延々とメールの消去のために時間を費やされるのはなかなかに腹立たしい。 放置しとくとサブディスプレイがずっと光り続けるんで、消さないと電池が無駄に減る。 でも、消去ボタンを押しても、「応答がないため接続が中断されました」が何度も出て、 何度も接続のし直し。うがぁっっっ!!本当に叫びたい、とこの日記を書いてる最中現在進行形の23時半。 ……その後、メールは増減を繰り返しながら、日付が変わった頃にようやく全消去。経過約1時間。 いつになるのかわからないのを待つのってキライだぁ〜〜〜〜っ!!ふぅ。
えーっとちょっと暗号っぽく覚え書き。空気の変化に気付いて、黄信号点滅?の今後は如何に。 今は現状に満足しているけれど、先行きは不透明な、肌寒い春の一日。
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