DiaryINDEXpastwill


2004年03月03日(水) 思い出いろいろ

昨夜「明かりをつけましょ雪洞に」というサインイン名にしようとして、
“ぼんぼり”って“雪洞”って書くのかぁ、ということを知った21歳。
でも雛祭りの日でも、やはりわかりきってたけど去年と何の変わり映えもない。

今日は図書館のバイト。前日の人の作業の続きをやればいいのかしらん、と思いきや、
掛長に連れられて5類の棚へ。スペースが狭くなってきたとかで、ちょっとばかし移動。

それが終わった後は、昨日の人の続き。でも、事務室で作業をしてたら、お呼びがかかった。
そして今度はN村さんに連れられて、1Fへ。行く前にブックトラックに積まれた本には、「教職」の字が。
それは一体どこぞや?と頭の中をハテナにしてたら、1Fの洋書コーナーの更に奥の移動書架。
ここには中学と高校の記念誌が集められてる、ってことを初めて知った。
ここでも移動作業を行った。面白いものがあるよ、とN村さんは静岡の高校のを見せてくれた。
……何と校歌のオルゴール付き!!開くとセンサーで自動演奏が始まる。
わざわざ手の凝ったことをしてる学校もあるもんだ。興味のある人は是非一度ご覧あれ。
「開くと音が鳴ります」、と付箋がついてるんで探すのは場所がわかれば楽。

作業の合間にはいろいろおしゃべりしてました。専攻の話になって、
ここでバイトしてる(してた)T橋さん・A川さん・H母さんは研究室同じだとか。
「N村さんは大学では何をされてたんですか?」と訊くと「全然違うけど」
と前置きした後で「音楽」だと言われました。へぇ〜。意外だ。
しかも、中学で教えてたことがあるらしい。今は当時の子も「可愛かった」と思えるらしい。
母校の創立百年の記念誌を見つけて、昭和52年ので、「古いなぁ」と言ってたら「古い?」、
とN村さんに言われてしまった。私が生まれる前、って基準で言ってみたのだけど。
N村さんのお子さんは50年生まれらしいけど、「幾つだっけ?考えたくないわぁ」と。
そんなものなのかなぁ、と微笑ましく思いながら聞いてました。
母校が旭丘だと告げるとやたらに褒められてしまったけど、自分的にはどうかなぁ、と思う。
……確かうちのクラスは浪人率7割近かった、って聞いた気がするし(^_^;)
「私もギリギリでした」と言ったけど、謙遜じゃなくて後もう一歩で浪人だったし。
「先生はどんな感じ?」と訊かれ、ちょっと悩んで「変わった人が多かったです」と答えた。

この作業が終わって2Fに戻り、そこでの作業を済ませて4Fに行くと、T橋さんがいた。
彼女は私の先輩なんで、さっきの話を出してみた。年が違うから、知らない先生もいるかなぁ、
と思ったけど、世界史と日本史と国語の先生は共通の知り合いがいて、ちょっと楽しかった。

お昼を挟んで、午後はまた2Fで作業をしてたら、また掛長から声がかかった14時。
「古川資料館」がどうとかいう話が聞こえてきた。古川?どこだそれ?
と思ってる合間に掛長は出かける準備を進めてる。もう1人くらい人手が欲しかったようで、
掛長が準備してる時に「あ、僕行きますー」ということでOさんと3人で。
ちらっとN村さんに「どこですか?」と訊くと、博物館だと言われた。へぇ。
帰宅後に調べてみたら、確かに地図に載ってた(53番)。

私は総合科目で博物館のをとったわけでもなかったんで、今日が入るのは初めて。
確かに入口に古川の字はあった。博物館のどこに行くんだろう、と思ったら、
いきなり関係者以外立ち入り禁止の2Fへ。初めて来てそんな所からか(笑)、と思いつつ。
部屋のドアを開けると、そこには棚があって本がいっぱいあった。
今日のミッションは、「廃棄処分の官報を紐で縛ること」。ってことで手分けして作業。
それにしても古いのばっかだ。戦前のとか、大正1ケタのとか。カビもひどいし。
「古本屋でバイトしてた時のことを思い出しますね」とOさん。へぇ、そんな所で。
鶴舞の所で働いてたらしい。店の名前は聞いたけど忘れてしまった。
Oさんは4月にここに移って来て、もうすぐ1年目になる人で、私は敬遠してる訳じゃないけど、
きっかけもつかめなくて個人的な話は聞いたことがなかったんで、
今日は興味深い、というかちょっとした収穫かな、と思った。
私はこの手の作業はどっちかと言えば不得手で(本屋でもやってるくせに)、
一度縛りかけたのが崩れた……(/_-)やっぱ軍手じゃ駄目だな、と思い、
右手だけ外したら、作業が終わった時、どえらいことになってた……。真っ黒。
表紙はだいぶボロいのが多い、と私は思ったけど、中はしっかりしてるらしい。
古本屋に持ってけば高く売れるんじゃないか、と掛長は言ってた。廃棄はちょっと勿体無い。

そして30分程で作業が終わり、帰り道。「私は来たの初めてなんですよー」
と言ったら、掛長は時々遊びに来てるとのこと。私もそのうち行ってみようかな。
コートを着ずに薄手のニット一枚で出てきたんで外は少し寒かった。
私はちょっとくらいの寒さなら平気だから、なくてもギリギリ大丈夫だったけど、
ちょっとばかり想像というか妄想?に走ってしまい、んなことあるわけないか、と内心で苦笑。

戻ってきてから、またT橋さんと作業が一緒になった時、また高校の話を振ってみた。
一度訊いてみようと思ってたけど、知らなかったそれまでだし、と思ってた話題。
私の部活のOBで、T橋さんと同級生のK地先輩とS木先輩を知ってるのかなぁ、と。
意外なことに、面白い話が聞けた。3年の選択の授業でK地先輩と同じだったけど、
怖そうな人だと思ってた、と。傍目からはそんなふうに見えるのかなぁ。
私はそれなりにぶっちゃけた所しか見たことがないんで、顔見知り程度の人、
って観点はそんなふうなのかぁ、というのが意外な感じ。

今日は返却された本を見てびっくりだったけど、大学の図書館にロードオブザリングが。
でも文庫じゃなくてB5サイズのすごく大きくて重たい本だった。
ハリーポッターも密かに(?)大学の図書館にはあるし。何があるのか謎だ。
T橋さんは映画を先に見てから本に戻ると違和感が、って言ってて、私は逆に本が先で、
映画で違和感、って例で模倣犯を挙げたけど、この日記を書く時に、去年の3月3日に、
ちょうど模倣犯の下を読み切ったってことがわかった。奇遇だなぁ。

夕食は、雛祭りだから散らし寿司か……?と勝手に予想したら、実際は
炒飯に中華風スープにギョーザ、と中華尽くしだった。何故。
まぁ寿司じゃなかったのはこの頃寿司が続いたからだろうけど、でも何故中華。

ボーダフォンは長文メールは選択受信できるんで、MLのメールもPCで見られるなら、
携帯では受信せずにサーバーで消去してるのだけど、今日は一斉に来たおかげで、
消そうとしてる時に新着メールが。誰にも悪意がないのはわかってるけど、
30分以上延々とメールの消去のために時間を費やされるのはなかなかに腹立たしい。
放置しとくとサブディスプレイがずっと光り続けるんで、消さないと電池が無駄に減る。
でも、消去ボタンを押しても、「応答がないため接続が中断されました」が何度も出て、
何度も接続のし直し。うがぁっっっ!!本当に叫びたい、とこの日記を書いてる最中現在進行形の23時半。
……その後、メールは増減を繰り返しながら、日付が変わった頃にようやく全消去。経過約1時間。
いつになるのかわからないのを待つのってキライだぁ〜〜〜〜っ!!ふぅ。

えーっとちょっと暗号っぽく覚え書き。空気の変化に気付いて、黄信号点滅?の今後は如何に。
今は現状に満足しているけれど、先行きは不透明な、肌寒い春の一日。


ルゥ| pastwillMAIL