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2003年08月29日(金) 新・人体の不思議展

「情報サービス概説」4日目(最終日)。
1限は沈没して、2限は起きてたけど集中はできず。

お昼、ローソンの横のホール?のところで食べてたら、「こころ」のお昼の再放送。
帰り際にたまたま聞こえた一言がカッコイイな、と思った。
「花火がなければ、俺の人生はつまらないものになってしまう」
とかそんな感じだったかな。花火職人をやってる玉木宏(役名は知らない)の台詞。
なんか人生でこれだけは、っていうものを持ってる人ってイイですね。
でも、どこかの誰かが「自分にはお酒が」って言う声が聞こえてくるような
気がするけどそれは黙殺(笑)。

3限は持ち込み可の試験だったけど、後半のなんか答え方がよくわからなかった。
前半は教科書の図をそのまま写して書き込めばOK、な問題だったし、
どうにか可はとれてるんじゃないかなぁ、と思うけど。

そして、今日は14時半には授業を終えてでてきたんで、ロフトに。
そういえば、私が最初にロフトに来たのは中3の時に開かれた「人体の不思議展」だった。
6年前も夏休みだったとばかり思ってたら、帰宅してから確認したら4月20日だった。
当時親しかった友達3人と一緒だったのは今でもちゃんと覚えてた。
同じクラスのふーちゃん、りーちゃん、じゃがじゃが。特にふーちゃんとは中2の時に
一緒にキャンプの実行委員をやってからは親しくなった。でも。
中3の2学期頃からなんか態度がよそよそしくなって、私は理由がわからずに戸惑ってた。
あの頃は人間関係山あり谷ありで、何が何だかわからなくなってた。
結局うやむやのまま卒業したけど、高3の秋になってから、私はある事実を知った。
ふーちゃんとりーちゃんが私が内緒、って言って教えたことを、一番言って
欲しくない人にバラしてしまってた、ってことを。まさか、とは思ってたけど。
そういうことだったのか、と思った。どうして、かは知らない。でももう知りたくもない。
これも、私が地元に愛着を持たない(否、持てない)理由の1つにはなってるんだろう。

最初は人体の不思議だけを見に行こうと思ったけど、着いてから、そういえばここは
紀伊國屋書店があったっけ、ってことを思い出して、寄ることにした。
……その前に、階の感覚を間違えて、自分が乗った階が2階だと気付かずに、
3階で降り損ねた所為もあるけど(^_^;)ってなわけで6階へ。
ついでにホットペッパーをゲット。それから、池下の三洋堂と高島屋の三省堂で
見つけることのできなかった、外国の作家の文庫を発見!!おぉ、さすが紀伊國屋。
全部読んでる余裕はなかったんで、飛ばしつつ、真ん中よりやや後まで読んだ。
うん。やっぱり前に読んだ本と出版社と訳者は違うけど、面白い。
前に読んだ本と合わせて本やタウンで注文しちゃおかな。うーん、でも出費が。
バイトも再開したし、どうにかなる……かなぁ。

検索の端末があったんで、ふと思いついて「こころ」の原作ないかなぁ、と思ったけど、
ヒットしすぎてわからなかった。出版社知らないし。「こころ」ってそのものの
タイトルに絞れば、夏目漱石のとこれ以外にそんなにはないんだろうけど、
生憎そういう機能はついてなかった。うちの図書館の端末もリテラル検索はできない。
この前、授業でカード目録とコンピュータ目録をやったばかりだったんで、
そんなことを実感しました。

それからいよいよ「新・人体の不思議展」へ。入場料1400円は高かった。
<以下、生々しい(=ホラー或いはグロテスクな)描写を含む箇所があります。
苦手な方はご遠慮頂いた方が賢明かと存じます。万一気分を害されるようなことが
ありましても管理人は責任を取りかねますのでご注意下さい。>
そして6年ぶりに生の人体にご対面。よく考えると、
ここは合法的な死体集合場だ。全身像あり、切り刻まれてるパーツもあり。
そう考えるとなんだかゾッとした。中には、これが全部本物だとわかってない人がいて、
実際に全身像と脳に触れることのできるコーナーで触りながら「これ、本物じゃないよね?」
と連れに聞いてる人もいた。……事実は知らぬが仏、なのかな。
目と睫(まつげ)は作り物がつけられていて、標本に表情がある気がして、
なんか怖かった。一瞬、あまりにも精巧なんで、これも本物?と思ったけど、
睫はともかく、目はそんなんだったら間違いなく腐るよな、と気付いた。
全身像にも触ってみた。6年前にも同じようなのはあった。また来るとは思ってなかったけど。
今回は、脳が触れる、っていうのがあったんで、それも持ってみることにした。
本当に皺々だった。1kg弱くらい?持った感覚は。でも、死んでからも、
自分の身体が衆人環視っていうのは……私は絶対に嫌だな。しかもあちこち切り刻まれたり、
見知らぬ人にベタベタ触られたりするなんて、いくら感覚がないとは言え。
でも、人間以外の動物(豚・鶏・牛)とかはまさに切り刻まれて人間の目の前に
晒され、売り買いされ、賞味期限が切れたからと言っては捨てられるんだよなぁ……うーむ。

出てきたすぐのとこにお土産コーナーがあった。買う気はないけど覗いてみたら、
骸骨やなんかのグッズがあるのはわかるけど、何で各種鉱物や勾玉のグッズがあったのかは謎。

帰り道、どこから来たのか見失いました(-_-;)まぁ三越が見えたんで、それを目指して
歩いたけど、地下鉄の入口がどこなのかわからなくて、適当に地下街に入ってみたら、
ちょうどクリスタル広場でした。オブジェは工事中でした。っていうか、
もう6回か7回は行ってるんだろうに、何でこんな道が未だに覚わらないのかは……私が聞きたい。
余談だけど、覚わらない、って方言かな。変換できなかった……。

本日のオマケ。中3の時の「人体の不思議」の日記。これも表現は微妙なので、スプラッタ系でも大丈夫な人のみどうぞ。


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