たまには映画を見ようと思って
以前から気になっていた「人魚が眠る家」を見てみたところ、
子供の脳死を描いた内容で若干心が病んでしまったわ…。

幼子を持つ身としては確かに少しはその可能性も考えなくてはいけないけど、
いざ子供が脳死になったらどうしていいのやら。

日本では臓器移植をしない場合は「脳死」という判定を受けられないと
この映画で初めて知ったわ…。
（心臓が止まって初めて「死亡」と認められる）
臓器移植の許可のために初めて「脳死判定」と死亡を認められるということらしい。

先日の「35歳の少女」に関しても、
「死」を認めるタイミングがズレて介護生活になる場合もあるんだよな。
「脳死状態」で、呼吸器を外せば死に至る。
ただ、それを1週間とかそのレベルで諦められるか私にも自信が無いわ。

犬が亡くなったとき、
動かなくなった遺体と丸１日過ごして漠然と諦めがついたのよね。
「死」を受け入れられたというか。
母も同じことを言っていた。

あれがもし、慌てて火葬場に連れて行って荼毘に付していたとしたら
もしかしてちゃんと死を受け入れられてなかったかも。

そうは言いつつも、未だに犬を思い出しては涙を流すということが時々ある。
ふとした瞬間に犬の感触が蘇ってきたり、思い出をめぐり返しては涙が出る。
予想はしていていたけどこの気持ちは自分自身が死ぬまで続くんだと思う。

そういえば息子もいよいよ「犬と猫を飼いたい」と言い始め、
先日も夜寝る前に改まって「そろそろ犬と猫を1匹ずつ飼いたいんだ」とつぶやいていた。
自分のウンチもまともに出来ないのにペットのウンチ掃除なんてとんでもない！！
って感じなんだけど、それ以上に別れが怖くて無理すぎる…。

松本人志が偶然にも娘から「犬を飼ってないの私だけ！！」と言われたとTwitterに書いてたけど
正直それには「飼ってやればいいじゃん…」って瞬間的に思ったよ。

彼の娘ってもう結構大きいだろうし、
奥さんは仕事してなくて家にいて、当然松本人志ともなればお金の心配はないし
犬の1匹や2匹、買うてやったらええやんけ！！って。

うちなんて平日朝7時過ぎから夜6時まで家に誰もいないし、
誰もいない家で朝から晩まで犬1匹にするの、気の毒すぎる…。
それを分かっていて犬可愛いから欲しい！なんて人間のエゴだとさえ思う。
人間の子供ならそんな長時間を一人にしないでしょ？

息子は一人っ子だし、例えば小学校に上がって昼過ぎに帰宅する頃ならと思うけど、
正直もう犬を飼う自信がないよ、私…。
地味にお金かかるしね、ワクチンにごはん代、ペットシートにトリミング代。
身体が弱い子なら医療費。（実費だからね！！）

そういえばリーダーは猫を飼っているようで、
WEB会議中に時々かすかに猫の鳴き声が聞こえるときがある。
それこそ犬を飼っていた時期なら唐突に「ワンワンワンワン！！！！！」って吠えただろうと思うと笑える（笑）
（家の前に猫が通ったり、不審者が通ると突然大騒ぎする）

例のキレイな新人さんは実家で偶然にもヨーキーちゃんを飼ってるそうな。
「私には全然懐いてない」らしいけど（笑）

ヨーキーは毛は伸びるけど抜けることがなくて楽な犬種だった。
小さいから散歩もそこまで大変じゃないし危ないものは手の届かない所に置いておけばいいし
多少キャンキャンうるさいもののトコトコふわふわ歩いている様は可愛らしかった。
同じ人間が育てているからか分からないけど、息子と犬とキャラ的にあまり変わらないけど。
メシメシお菓子お菓子お出かけお出かけって煩いところとか…。
息子の方が男だからワガママだけどね〜…。

お金に余裕があればと思うけど、お店で何十万も出して飼うものではないと思う。
縁があれば昔飼ってたヨーキーみたいに人づてにやってくる気がする。
（母は動物に興味がなかったし小型犬を飼うだなんて夢にも思ってなかった）

何はともあれ私は息子の世話で手一杯ですよ…とほほ。