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2020年12月21日(月)必須なストレス
山口智子だったか、西川美和監督だったかインタビュー記事をきっかけに、
ここ数年、会社の昼休みにFRaUのコラムサイトをよく見ているんだけど
(小説を読むほどの気力がないけど漠然と文章を読みたいとき)
子供の忘れ物に関するコラムが面白かった。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78540?media=frau

小学生や中学生のいじめ問題。いじめる側の子どもに「共感性の欠如」が多くみられるそうだ。相手の気持ちに興味関心がなく、友人たちとのかかわり方に幼いところが多く見受けられた。例えば、人が困った様子を見て興奮してしまったりする。(中略)

その共感性の欠如は、親の過干渉もひとつの原因だと言われている。
忘れ物、宿題、学校にもっていくものを揃える時間割。「あの子とは遊ばないで」といった友人の選別から、塾や習い事まで。生活全般にわたって過度に介入され続ける子どもは「こころの成長に必須なストレス」を経験しないまま大きくなる。
つまり、親が、子どものこころの発達に必要なもの排除している、という状況になる。

というもの。

今ではしっかり者だのと周りから言われるのだけど、
私も小3位まではとにかく忘れ物が酷くて毎日学校で家に電話して
母に持ってきて貰っていたレベルで毎日忘れ物していた。

今振り返れば小3辺りまでは親に急かされたり手伝って貰ったりして
明日の支度をしたり宿題をするのが普通なのだろうけど
うちの母の場合、基本ほったらかし育児なので「そりゃ忘れ物もするでしょ」と思うし、
親になってみると忘れ物を届けに行くなんて当たり前だし自業自得だろと思ってしまうレベルだったわ。

時代もあると思うけど、
例えば親に歯の仕上げ磨きなんてしてもらったこともないし、
朝起きたら顔を洗うということも正直教えてもらった記憶がないわ…。
当時、私のほうが早く起きてたし…。(この時点でクソ親)
母親が私より早く起きるようになったのは中学生位からかな。
低血圧で全然朝起きないイメージだったわ。

出したら出しっぱなしで片付けも一切せず、
足の踏み場もないぐらい散らかしては母に叱られていたけど
そもそも片付けろというだけで片付けの方法を教えてもらったこともない。

子供の頃を振り返ると今の時代なら確実に発達障害のレッテルはられていたと思うよ。

典型的な自閉症タイプの兄は私に比べて神経質で合ったものは元に戻し、
一つのパターンにハマると一人で黙々と毎日同じことを繰り返す子供だったので
母は「親から子供へ働きかける」というものを全く知らずにいたんだと思う。

先日のスイミング、自分の荷物が多くてうっかり肝心のプールバッグを忘れてしまい、
息子に「自分で無いって気づかないとだめじゃない!!」と叱ったばかりなんだけど
4歳でさすがに支度無理なので私が全部やってわけだけど
息子の鞄ぐらいは息子自身で確認して欲しい…。

でもまぁ、4歳なのだから
そろそろプールの道具も自分で中に詰めることも教えたほうが良いんだろうな。
保育園の給食袋の用意(箸、コップ等々)から始めようか…。
(出掛けに慌てたくないので結局私がやってしまうだろうけど…)

何歳に何をどのくらい自分でやるべきなのか教えるべきなのか、
保育の勉強をしたわけでもないので育児書頼らないと全くわかんないよね。

個人的には義務教育中に保育系のカリキュラムを入れることも
少子化対策になると思うよ。性教育も兼ねてさ・・。

子供を叱ったりも含めてどの母親も子供に対して
少なからず罪悪感を感じながら育児してると思うのよね。
怪我や怪我をすればちゃんと見ていれば…とか、うちみたいに父親いなくてゴメンとか。
外で子が騒げばその罪悪感は社会に向かうわけで。
産後うつだけじゃなくて育児うつ(ノイローゼ)もあるよなと自分自身で感じる。

この「罪悪感」をなるべく感じさせない育児が出来ればと思うけど
男ばかりの政治家やってる日本では難しいよね。。。

なので、子供に適度なストレスは成長上必要と書かれているだけで
私の罪悪感もストレスも、少し楽になる…。