| 2004年08月22日(日) |
悩めるお年頃のみんなへ |
じゅんこさんはいつも、まわりの大人達から言われている。
「好きなことやってていいよなあ」 「自由でいいね」 「あなただからできるのね」
・・・・う〜む、何年も言われ続けすぎて、耳にタコどころか、ただのご挨拶のように聞こえてしまう。
人によっては、嫌味で言ってるらしいのだが、鈍い私にはわからん。
「好きなことをやってていいよなあ」 への私の返事は 『好きじゃなきゃできないですし、やる気もおきないですよ』
「自由でいいね」 へは 『規則がないから、自己管理や時間に厳しくなっちゃいますね。 24時間フルタイムですから』
「あなただからできるのね」 には 『誰でもできますよ。 知恵と経験を伝えるだけだから』
とまあ、こんな返事をしてる。
じゅんこさんがやってるのは、「お婆ちゃんの知恵袋」 みたいなもんさ。
たいした事は言ってないしやってない。
面白そうな事見つけたらやってきただけ。
その中で、壁にぶつかるたびに悩み、試行錯誤し、失敗してまわりに迷惑かけながら、今にいたってるだけ。
別に音楽だけで生きてきたわけじゃないよ。
私の育った家はアウトドア派だったので、小さい頃からスキー、キャンプ、旅行、と、毎年ワンシーズンに何回も行ってて、春休み・夏休み・冬休み・秋休み(中学が2期生だった)は、ほとんど家にいなかった。
20歳まで過ごした実家は東京だから、地方へ出向くアクセスもよかったしね。
1年のうち約2〜3ヶ月間は、山か海か川のちかくで過ごしていた。
好きなことやる体質は、子供の頃から養われてしまったのかもね。
自然をフィールドに遊ぶのには、それなりにルールがあるし、すべてを自分の判断で決めなくちゃいけないのさ。
スキー場でリフトに乗り、自分の技術では滑れない斜面にチャレンジしても、ビビって滑れないなら危険が待っている。
どんな事してでも自力で降りなければ吹雪に巻き込まれてしまうかもしれないし、誰かが助けてくれるとも限らない。
「滑れないよ〜」 と泣いて叫んでるだけじゃ凍えて死んでしまうかもしれない。
自分の技量をわきまえた行動は大事なのだ。
チャレンジ精神は素晴らしい。 どんどんやってほしいもんだ。
でも、その後の処理に責任をもてるなら、ね。
怪我して他人に迷惑かけたり、誰かに助けてもらうのを前提でやらないでほしい。
すべて、自己責任なのさ。
自然界には、言葉で説明できないような出来事がたくさんある。
自分の命と、人の命がかかっている。
その厳しさを私は小さい頃から親に叩き込まれた。
そして、自然の 「音」 を楽しむ事も覚えた。
水の流れる音、空気の匂い、耳元でそよぐ風の音、空のカミナリの音・・・
私の中でそれは、「音色」となり、「情景」となって結びついている。
そんな体験と感動を、みんなも感じて欲しいなあと、思う。
北海道という広大な大地に育った君達は、もう宝物を手に入れてるんだよ。
「好きな事でご飯を食べてく為」 に、何をするの?
そう、まず、自分の行動に責任を持つんだよね。
借りたものは返す、約束したなら守る、人の嫌がる事をしない、街や自然を汚さない・・・・
言い出したらきりがないけど、きっと幼稚園で教えてもらったハズ。
そして、人の何倍も時間を使い練習しなさい。
チカラをつけてく人は、見えないところでやってるよ。
誰かに認めてもらいたくてやるんじゃない。
自分が納得するまで、何回も何回も繰り返して体や頭に叩き込むんだよ。
スポーツも、楽器も、歌も、仕事も、全部おんなじ。
やってきた人間にしかわからない悩みや問題点がでてきて挫折しそうになった時、私たちみたいな大人に頼ればいい。
君たちよりは、ちょっとばかり経験してるからね。
でもね、尊敬してほしいと思ったことなんて、いちどもない。
「それを知ってる人」 が 「それを知らない人」 に教えるのはあたりまえでしょう。
中学生が小学生に部活の心得を教えたり、要領よく学生生活をおくるコツを教えるようなもんだわ。
誰にでもできることさ。
ただね、じゅんこさんの場合は、他人の面倒みると自分で決めたなら、とことんつきあってあげるだけ。
ほったらかしにはしない。
その人達が目標点に到達するまで、つきあうよ。
こんなおせっかいな大人がいてもいいでしょ。
これからもみんなにつきまとうから、覚悟してなさいよ。つーか、遊んで。
そして一言いっておく。
なにがあっても絶対に 「死」 を選ぶな。
そのために泣く人がどれだけいるか考えろ。
「自分」 のことで、友人に涙を流させるな。
これは、じゅんこさんからみんなへの命令です。
破ったら・・・・『股割り&くすぐり』 の刑だぞ! 覚えとけ!
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