独白「文字式」

INDEXpastwill


2005年10月09日(日) 短歌日記(四国空想記(その4))

 大阪にはお昼の13:30ごろ到着。大阪第1のイベントは、山本しのぶさんが企画くださったオフ会であった。メンバーは山本しのぶさん、よしさん、藤坂萌子さんの3名。千葉に住んでるふっくらプチ見た目おっさん(29のわりに)詩人のために、こんな会を企画くだすってありがとう、と感謝の念でいっぱいである。(とはいえ、またよろしく、とずうずうしく書いておく。)
 皆さんと無事に会えて、向かったところは、「道頓堀極楽商店街」(参考:http://www.doutonbori-gokuraku.com/)。ここは、古き大阪下町の良いイメージを抽出、具現化したようなフードテーマパークである(ナンジャタウンみたいなの)。もつ焼きやや串カツ、カフェーなどがあったりして楽しい。
 カフェーに入ってお茶をする。みんなはお茶だったのだが、昼飯がまだだった私は、エビフライかにクリーム丼、(だっけか?古すぎて忘れてしもた)を注文する。どんぶりにクリームがかかってたら胃もたれして嫌だな、と思っていたが、無事、エビフライとかにクリームコロッケが乗っかっている丼が出てくる。しかしマヨネーズが多くて十分胸焼け気味になる。ゆっくりと4人でトーク。詩の未来とかを憂いたりでなく、日常会話を展開する。普通の話、というのは重要だ。(この会話の中で、旅の後半のキーワード「シュガシュガルーン」という単語を耳にすることになるのだが。ハートをくださいな、だ。)
 閑話休題。お茶の後は「道頓堀極楽商店街」の7階を散策する。ここはなんだかお祭りっぽい雰囲気になってて、屋台があったり、ヨーヨーつりがあったりする。そんななか、我々が取り組んだのは「型抜き(@300円、高い・・・)」。みんなで片栗粉と砂糖の出来損ないみたいな固まりをこつこつと釘で削る。わいわいとはしゃぎながら。なんだかみんなではしゃいでいるのが不思議。
 型抜きは一通り皆さん失敗するが、そのあと人だかりが出来ているところへ行ってみる。どうやら「道頓堀極楽歌劇団」ショーがあるらしい。係員の方の大阪風仕切トークをたのしみつつ、いよいよショーがはじまる。ほろりお涙人情ミュージカルコメディを堪能できた。「あんた、わてら幸せになるんやで〜」と言い、歌いながら踊る花嫁が出てくるミュージカルなんだよ。そこで聞いた昭和歌謡が実に素晴らしかった。この土着感を活かしたいものである。
 劇を見た後も、ラムネを飲んだり、たこやき食べたり、楽しく遊ぶ。もっと遊びたいなあ、という気持ちがあったものの、次の約束があったので、後ろ髪を引かれる思いで道頓堀を後にしたのだ。
 ところで、実は9日はポエムバザール。お久しぶりにいろんな方とお会いできるので楽しみだ。旅は良いね。(なんとかぽえざる前にオフ会思い出話を書けてよかった)

短歌
・祭囃子嘘つく秋を捕まえて太鼓の上で誓った未来


りっと |MAILHomePage

My追加