HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

暖かみのある澄んだ音 - 2004年12月16日(木)

半分冗談なのかと思っていたけど、
しょうた、本当に習字を書く気が満々だったんだね(笑)。
素晴らしいです。全紙って、すごい大きさだったよね。
あの大きな紙に書かれた習字がかかげられた時の説得力は、
もの凄いものがあります。

「暖かみのある澄んだ音」、
先日のミーティングで、ひとつの大きなポイントとしてあがった言葉。
僕の中では、楽曲の構成などと同じ位に、
音へのこだわりというものがあります。
3人それぞれが、その時々に奏でるひとつひとつの音、
(例えば、フレーズ自体がとてもシンプルで繰り返されるようなものでも、
 どういうタッチで、強さで音を奏でるかによって、楽曲の深みが増す。)
それらの音をどのようにMIX作業でまとめあげていくか。
特にeuphoriaにおいては、
テクニックどうこうということ以上に、
雰囲気そのもの、空気感そのものを大切にしたいと思っているので、
その思いはなおさらです。
そこで、「暖かみのある澄んだ音」というテーマが思い浮かんだ時、
これだ!、という強い思いが沸いてきました。
音そのものという方向からはもちろんのこと、
僕たち自身が普段の生活で大切にしているような感覚も、
この表現には、うまく含まれているように思えるのです。

この言葉については、
もう少し丁寧にこれからのvoiceでも書いていきたいと思っています。


そうそう、今回のレコーディングをする山中湖のスタジオは、
僕たちにしてみれば、贅沢すぎる程に、広々した空間です。
だから、全紙の習字もそうですし、他にも色々持っていこうかな。
パンダのぬいぐるみとかね(笑)。




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