un capodoglio d'avorio
passatol'indicefuturo


2003年06月29日(日) G1宝塚記念

きょうは某大学の研究室で勉強会に参加、
ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」と、
ドブレの「メディオロジー」の輪読を続ける。
しかしちゃっかり、おさえるところはおさえるどか、
なんてったって・・・。

なんてったって、春競馬を締めくくるG1レース、宝塚記念、
ファン投票で選りすぐられた馬たちが集うグランプリ。
去年の出走馬はしょぼかったけれど、
今年は史上最高メンバーがそろったという前評判の高さ。
確かに「ただ一点」を除けば、
G1馬が7頭立てという超・豪華ラインナップで・・・

昨年の年度代表馬・シンボリクリスエスを筆頭に、
アグネスデジタル、ダンツフレーム、ヒシミラクル、イーグルカフェ、
三歳馬でこの春2冠のネオユニヴァースなどなど。
おそらく現役最強決定戦となりえたほどのこのレースに、
しかし、ああ、なぜしかし、どかのアイドルは出走しないのかしら、
ファインモーション嬢・・・、超が10個つくほど残念。

というわけで、去年の年度代表馬の座を、
有馬記念の勝利でファインモーションから奪ったクリスエスには、
死んでも勝ってもらいます、3馬身ほど、ちぎってもらいます。
そうじゃなきゃ困ります、ファイン以外に負けたら許しません。
という、どう考えてもあまり合理的ではない心情から馬券を買ったけれど、
でも、そもそもクリスエスは一番人気。
あの大柄な黒く光る馬体は、まるで悪魔のよう、
何か凄みがあって、ファインのオーラとは別のある種の凄みが漂う。
なんつったって、去年のMVPなんだから、勝ってもらわなきゃあ。

というわけで馬単一着流しで勝負、5番クリスエスから・・・

1・サイレントディール(アンカツ騎乗の三歳馬、斤量が魅力)
2・アグネスデジタル(G1レース6勝のオールラウンダー)
6・ネオユニヴァース(最強三歳馬で三冠を目指すスター、デムーロ騎乗)
9・ツルマルボーイ(末脚魅力・ヨコノリ騎乗)
16・タップダンスシチー(評価急上昇の先行馬、有馬二着)
17・ダイタクバートラム(武豊の意地が炸裂、か?)

へ流したんだけど。
そして例によって、ヒシミラクルは買わない。
だって、やなんだもん、あの芦毛、なんか華が無い。
G1二勝してるけど、人気しないの、よく分かる。
やっぱ、このメンツだと、ネオとかクリスエスが魅力だよー。

そしてそして・・・。

好位で4角に入ってスパートをかけるクリスエスだが、
直線半ば、急坂を上りながら、なぜか伸び悩み、
外からまくってきたのは、ああ、芦毛のあいつ、
「また、ヒシミラクルだあー・・・」
(実況の声もなぜか断末魔に聞こえた、彼もヒシは嫌いなのだろう)。
2着はがんばったヨコノリ、ツルマルボーイが追い込む。
3着、クリスエスを再度かわしたタップダンスシチー。
4着、やはり古馬の壁は厚かった、ネオ&デムーロくん。
5着に、やっとこさ、いっぱいいっぱいのクリスエス。

はあー、へこむ・・・。
直線半ばまでは堂々の横綱相撲だったけど、
んー、横綱を張るには、長期休み明けは厳しかったか、クリスエス。
ファイン以外に負けるナヨー、お前が負けたらファインがかわいそうー。

というわけで、秋競馬はヒシミラクルが中心でまわる予感、
でもどかは、ぜっっっっっったい、買わないもんね、こいつ、ふんっ。

・・・

さっきニュースステーションで、例の、
ヒシミラクル単勝1,200万つっこんだ「神」のニュースをしてた。
すげー、競馬のこんなトピックが、ニュースステーションの、
しかもスポーツじゃなくてトップ枠で放送されるとは。
その「神」への配当は、新聞各紙で報じられてるとおり、
2億円・・・・!!!
2chの競馬板が、エラい騒ぎになってた、あの直後。
しかし・・・、どかには出来ないっす。
ヒシミラクルを当てたから「神」なんじゃなくて、
1,200万を馬券につっこめたことが「神」だよなあ。

・・・やれやれ。

ん?
ベンヤミン、誰それ?


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