ねろえび日記
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2017年10月08日(日) 映画、芝居

●映像で舞台
NEWシネマ歌舞伎 四谷怪談
う〜ん。
串田和美の斬新な演出(サラリーマンとかホーミーとか)の上に、カットしてあり、さらに映像的ないちびり(演出)もあって、わっかりにくかったわ〜、頭が理解を拒否する感じ。
生の舞台を観たらまた印象が違うのかもしれんが(串田和美の演出は基本おもしろいと思うし) 普通に上演しても込み入っててエグいお話なのに、余計な念押しというか。

とはいえ、七之助のお染ちゃんは可憐で(可憐なだけで)、獅童くんと勘九郎は通常運転でカッコイイ。



劇団☆新感線 髑髏城の七人 Season風 ライブビューイング
鳥ドクロ(のライブビューイング)があまりにも素晴らしかったので風も見に行きました。
う〜ん。比べちゃダメだよね。早乙女太一とムカイリを。

よかったところ。
松ケンの捨はなんだか見ていてこっぱずかしい気もするけど、結局好き。ちゃんとオリジナル通り天魔王と二役してるところが高評価。
じゅんさんオンステージ with クロマキー。
いっそんの礒平。
猫がくっついてる逆木さん。
村木よし子さんがキレイだった。
生瀬くん生き生きしてる。
山内圭哉、久しぶりに見てうれしい。

向井理、「アキラとあきら」で意外といい役者?と思ったけど、フツーな蘭だった。蘭丸は衣装とかメイクとかも盛ってるし、役自体がエモーショナルだし、なんか恰好つくよね、蘭兵衛が難しい。殺陣も質、量ともにショボかったしな〜、しゃーないけど。

あ、でも、鋼を仕込んだ無界屋の扉なのに、捨之介さんと蘭兵衛さんが帰ってきた〜って門を開けちゃうところが悲しかったなあ。二役ならではの展開。で、美形な鬼二人が大暴れ、と。ま、虐殺シーンも見どころなんだけど。



月ドクロもライブビューイングがあったら観に行くぞ〜。
早乙女太一の天魔王って、どんだけ〜だよ、たとえ捨がずぶん先輩でも。



●映画
亜人 IMAX
テレビアニメを見てました。佐藤健がアクションをするというので観に行った。この機会にと、初IMAX、はい。

う〜ん、別モノやな。佐藤健と綾野剛に死んでも死なないアクションをさせたかっただけだな。話とかスッカスカ。薄っぺらい上にさらにヒカキンなんて流行り物投入でさらに安っぽく。


綾野剛の佐藤はなかなかよかった。ま、細い目でハンチングかぶって銃を乱射してれば半分はなんとかなったも同然だけども〜。でも、片腕自分で切り落として片手でリロードしたアクションはめっちゃカッコよかった、お!どうやったの? どうやったの?(全般的に銃の弾倉交換のシーンが好きなせいもあるけど)「来ちゃった(はーと)」も好き。

佐藤健は永井圭ではなかった。キャラクター造形がひどかったけど、イケメンだったので許す。

川栄の泉ちゃんは外ハネも可愛く、悪くない感じ。

メイン二人のほかにも城田とか千葉ちゃんとかイケメンを配置しているのもよかった。


IBMのクオリティが違和感なくていいなと思ったけど、当然CGだし、アニメでもCGだし、あ、おんなじか、そら違和感ないわ。


換気扇で拡散と凍結は映画ならではの展開で、ほほうと思いました。
が、木っ端みじんにして、一番大きい破片が再生するって、ご都合主義にもほどがあると思ってしまったが、頭(脳)を破壊されると再生しないというアニメで見たルールに私が縛られているのかしらね、こんだけ違う映画なのに。


IMAXは通常上映との違いがよくわかりませんでした。観比べてないし。
動いたり匂いのでるやつ、あと3Dにも興味がないので、これからもやはり通常上映でいいや。



●演劇
劇団ヨーロッパ企画 出てこようとしているトロンプルイユ
フツーにおもしろかった。
ちょっと長かったかも。
ラスボスはダリ、全然ダリっぽくなくて、ちょっとシケる。
菅原永二くんが出ていて(知らなくて)、紳士然としたビジュアルに一瞬ときめいたが、やはりぐずぐずな感じだった。それでいいのよ。






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