2002年07月09日(火)   


父方の爺様
老衰・行年八十九歳
今日が告別式で、昨日が通夜でした。


お爺ちゃんが亡くなって、みんな泣きました。
でもお父さんは、最後まで涙を我慢してました。
最後に、お越し頂いた方々にお礼を述べるとき、メモを持つ手が震えていたけれど
故人と喪主(お婆ちゃん)の息子として、立派にまとめてくれました。


お爺ちゃんの死は立派でした。
誰をも納得させるその生き様に軽い感動
そして尊敬しました。
とてもいい御葬式だったと思います。








通夜の夜。

ろうそくの火が消えないように、できるだけ線香を絶やさないように、
孫6人(自分も含む)は、できるだけ寝ずに番をしていました。
でもしばらくすると… 酔っぱらって1人寝て、また2人寝て…
結局夜明けまで起きていたのは、
私と姉(長男の娘) と 従兄弟のアキちゃん(長女の娘)の3人だけでした。


アキちゃんはもう三十路でバツイチだけど、美人で、しかも若く見える人で、
その昔、ミスなんとかにもなったことがある人だったりします(スゴイ)
私が無愛想なせいもあって、最近は会話がなかったのですが…
昨日・今日は沢山話したなぁ。
得に二人きりになったときは、色々と語り合うことができました。


アキちゃんは寝不足が続いててあんまり体調が良くなさそうだったので
私の特技(一応)でもある、足のマッサージをしてあげました。(^▽^)bズビシ
私のマッサージがかなり良かったらしく、
「あ〜きもち〜…」って、何度もアキちゃん頭がカックンカックンしてました。
嬉しいのう、こういうの(^^)





今回のことで考えたのは、
自分が長男(繰り上げ長男だけど)の娘であり、そしてこの名字を持つ最後の人間だっていうことです。
私は、親戚の中でも一番下で、家族の中でも末っ子で甘やかされて育ってきたので
この名を継いでいくために自分が婿養子を取るとか、そんなこと最近まで考えたことがなかった。
自分がレズビアンなので、結婚には縁がないと思っていたせいもあると思うけど…
自分には考える必要がないというか、考えてもしょうがないと思ってた。


でも、姉1人にばかりそのプレッシャーをかけてしまわせていたのは、
周りの大人達のせいや、姉の真面目な性格のせいばかりではなくて、
こういう自分のせいでもあるのかもしれないと、少し思ってしまった。
わかんないけど。




関西の深夜番組って明るくていいなあ。








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