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2003年02月06日(木) 追悼。

一周忌。
ずっと昔のように思えるのは、過去という存在に昇華してしまったからでしょうか。ちょっぴり寂しいけれども穏やかな気持ち。
ただ、思い出すほどに残念で勿体無くて。

死ぬということは存在が消えること?
今、生きている世界で身体というイレモノを伴った状態を維持できなくなること?

死ぬことで何を失うのだろうかと考えると、難しい。
残された人間は、死んだ人間の思考回路を失うと思ってる。記憶は残るし確かに生活していたという形跡もそれなりのレベルで残すことが可能だから。
その人が考えていたことの欠片は、日記や論文などの形でいつでも触れることができる。思考を辿ることだってできる。でも新たな思考というものはその思考パターンを稼動させる人を欠いているわけだから、もう生まれない。
どんなに羨んでもオリジナルの使い方には敵わなくて、踏襲しようと思っても結局模倣でしかなかったりして。


封筒を二重にして、手紙を書いてみた。


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斎藤基栄

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