あたろーの日記
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旧暦12月25日。 節分なのをすっかり忘れていた。 会社の入っているビルにあるコンビニで太巻きを山積みにして売っている。いつもの店員さんが鬼の格好をしている。それをただぼんやり見てたけど、誰かに「今日は節分だね」と言われるまで気がつかなかった。・・・そんなことも忘れていた自分が情けない。子供の頃、豆まきは本気で楽しかったなあ。今じゃそんな疲れることする気力もない。節分の日もすっかり忘れて・・・。 少し残業して、銭湯で熱い湯にじっくり浸かり、今夜は近所の居酒屋でビール飲んでから帰ろう、と思っていたのに、今日が定休日なのを思い出した。その居酒屋は曜日ではなく、末尾の数字で定休日が決まっている。仕方なく、1人で入れて静かに過ごせそうな居酒屋が他にないか、思いめぐらす。そういうお店ってなかなかないんですよね。お店の人も他のお客さん達も、放っておいてくれる店。この人は1人で静かに呑みたいんだな、と理解してそっとしてくれる店。ありそうでない。女性1人で入って、お店の人がへんに気を遣って、寂しそうにさせちゃいけない、とあれこれ話しかけてくれるのは、ありがた迷惑。 と、最近商店街の一角に出来た居酒屋チェーン店を思い出す。前を通って、混んでいるようならやめようと、行ってみたらがらがら。2組しかいない。入ってカウンター席の一番隅に座る。中生と芋焼酎、たこわさや串もので1時間ちょっといた。店員さんの態度はとても丁寧で親しみやすいけど、必要以上にお客さんの空間を邪魔しないので、居心地良かった。グループ客多い日だったら遠慮したい店だけど、今夜みたいに空いてる時ならば、通ってもいいかな、と思った。一番居心地いいのはやっぱり近所の年配夫婦のやってる居酒屋だけど。ここもキープ。 たこわさで呑みながら、藤沢周平の『ささやく河』(新潮文庫)を読み終えた。彫師伊之助捕物覚えシリーズの第3弾。読み始めた時は、あれ、藤沢周平にしては掴みのない小説だなあと思っていた。いつもなら最初の数ページを読んだだけでぐいぐい引き込まれるのに、それがない。いくら藤沢周平とはいえ、たまにはこんな作品もあるだろうな、と我慢しながら読み進める・・・と、やっぱり来た。3分か4分の1あたりまで来たところで、とうとう本を閉じるのが苦痛になってきた。藤沢周平の世界にどんどん入り込んでいく。面白くて、先が気になって仕方ない。で、最後まで一気に読んだ。 彫師伊之助シリーズはこれで終わり。面白かったのになあ。残念。 藤沢周平さんにはもっともっと長生きして、面白い作品をもっと沢山買いてほしかったなあ。と、1作読み終えるたびに、いつも思ってしまいます。。
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