あたろーの日記
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2005年01月08日(土) 深川散歩1

 旧暦11月28日。
 疲れた。でも寝る前に日記を書いてしまおう。
 今日は友人と深川へ。門前仲町駅で落ち合って、まずは深川不動尊と富岡八幡宮へ。深川不動は凄い人出。途中、深川不動の門前の宮月堂揚げまんじゅうを食べる。1コ200円。美味しい。中の餡がちょどいい甘さ。ごま油の香ばしさもいい。
 ・・・と、ここまで書いてやはり眠気に耐えきれず、寝てしまったのです、昨夜。で、起きたら日曜の昼12時!なんと!こんなに遅くまで寝てしまうとは。。。やはり歩き疲れたのか?
 そんなわけで、再び書き続けます。
 昨日は揚げまんじゅう食べながら深川不動尊にまず向かった。賽銭箱にお賽銭入れてナムナムお願い事。見ると、参拝客が次々と靴を脱いで本堂に入り込んで座っていく。なにか面白いこと起きるんかいな、と、我々も上がる。あれよあれよという間に、本堂はぎっしりの人。奥の方へどんどん詰めろと指示が飛び、皆ぎゅうぎゅう正座。10分、20分。。。ひたすら座って、何が始まるのか待つ。足がしびれてくる。しかも、3日に捻挫した左足がまだ痛いので、そっちは崩し加減に座っているのだけど、もう限界じゃ。でも、イベントはまだ始まらない。どうやら本堂で護摩を焚くらしい。なるほど。でも、開始時間までまだ間がある。始まったら出られないかも。というわけで、一旦座ったものの、やめて立ち上がる2人組。謝りながら人々の間をそそくさとすり抜けて出てくる。なんちゅう迷惑な御仁や。
 気を取り直して内仏殿へ。ここは真新しい建物。きらきらの新しい仏像が沢山沢山並んでいる。この内仏殿全体に、どれくらいのお金が・・・などと、罰当たりなことを考えてしまう。けれども、妙に居心地のよい場所。特に、2階の、四国八十八ヶ所巡拝所は素敵だ。各霊場の砂とご本尊の写しを備えてあるのですが、部屋の中は紫やピンクの明かりが何とも言えず魅惑的で、独特の雰囲気。各ご本尊の下に設置されているプラスチックの筒、ここに霊場の名称が書かれていて、これをクルッと手で回すとお経を唱えたことになるらしい。というわけで、友達と2人、クルックルッと回しながら歩く。彼女が簡単な回し方を開発(というほどのものでは・・)したので、それに倣って歩く。便利なものです。こういう、霊場を廻ったことにしてくれるコーナーって、たまに見かけるけど、深川不動のはなんとも魅惑的、幻惑的な小部屋です。なんつったって、紫紫。興味のある方は是非足をお運びください。私の言葉ではどうもうまく説明できない。
 深川不動で書き過ぎました。先を急ぎます。次は富岡八幡宮。不動尊のすぐ隣。私は富岡八幡のほうが混んでいるだろうと思ったら、逆でした。思ったよりは少なかった。それでも賑やかなことには変わりなく、餅つきも行われていた。「力持ち碑」というのがあり、これが有名なお相撲さんの祈念碑っすか、と、しばし眺める。それで少し満足する。が、今、富岡八幡宮のホームページを見て気がついた。我々の見た「力持ち碑」は、富岡八幡にあるお相撲さん関連の碑のほんの1部で、力士の碑は他にもあちこちにあったのです。なんだそうっだのか。今度行ったときはもっと隅々まで廻らなきゃ。
 先を急ぎ、法乗院へ。私がいつも(会社へ行くときも)持ち歩いている昭文社の「東京山手下町散歩』という地図帳には、「コンピュータで作動する閻魔あり」とある。友達の持ってきた本には「10円玉で動く云々」とある。ということは、10円玉をお賽銭箱に入れると、閻魔様の像が動くのである、きっと。そう思い、ワクワクしながら法乗院を探す。あった。閻魔様もあった。閻魔様大きい。これが動くのか。と、焔魔堂の前面にある賽銭箱に目が行く。これは。。。賽銭箱には違いないのだけれど、透明の筒状の賽銭投入口が沢山並んでいて、そのひとつひとつに、「ボケ封じ」「浮気封じ」「合格祈願」「厄除け」「病気快癒」等々、願い事が書かれている。要するに、お願いする内容によって、賽銭を入れる場所が違うのです。・・・そんな。普段、お参りに行って、手を合わせてお願い事ナムナムする時って、何をお願いしたかなんて人に言わないじゃないですか。自分と神様仏様との間の秘密ってことで。それが、ここでは、賽銭を投入する際にもうバレてしまう。「浮気封じ」にお賽銭を入れれば、「ああこの人の今の一大事は旦那の浮気なのね」と周りに分かってしまうし、「商売繁盛」と入れれば「他のことはどうだっていいのか」と思われてしまう。いつも一番に頭の中に考えていることを、いざ人に披露しなければならないという時に、人は相当うろたえるものです、きっと。
 ともかくも、今のところは人様に知られても構わないお願い事しか持っていない(と思われる)我々は、無難なお願い事の入り口に賽銭を入れた。そういえば、2人とも「縁結び」に入れなかったのは、すっかり忘れていたからか、それともあえて避けたのか、それともホントに興味がなかったからか。
 で、10円玉で動くという閻魔様の巨大な像を見上げて、期待に胸を膨らませる。動かない。「確かに10円玉入れたよね」と言いながら、閻魔様の動くのを待つ。焔魔堂に男性の声でお説教が響き渡る。・・・「あ、あれ」。焔魔堂の壁に一筋のスポットライトがスーッスーッと動く。閻魔様は動かない。お説教は続く。ライトが動き続ける。閻魔様はそのまま。顔色ひとつ変えない。つうか、すでにもう変えようがない顔色だ。
 お説教が終わった。20〜30秒位の長さか。同時にスポットライトも消えた。閻魔様はとうとう、動かずじまいだった。
「10円で動くって、こういうこと?」
 呆然とする2人。もう2回、お賽銭を入れる。さっきは彼女が入れたので今度は私が。それぞれ願い事は違う。で、願い事によって説教の中身も変わる。でも、よくよく聞いてみても、その説教が願い事そのものに繋がるような内容ではないような。。。私の聞き方が悪いのか。。。要するに、どんな願い事であろうとも、毎日清く正しく生きよ、とお示しになりたいのか。さすがは閻魔様だ。と、妙に納得して法乗院を後にした。
 ここには「ハイテクえんま」と書いてある。
 先を急ぎます。
 途中、小津安二郎生誕の地、松尾芭蕉の採荼庵跡を見て、清澄庭園へ。ここは、かつて江戸の豪商紀伊国屋文左衛門の屋敷跡だったのを明治に岩崎弥太郎が買取り、やがて現在のような公園に整備されたそうで、広い庭のあちこちに全国の名石が置かれ、中には佐渡の赤玉石もある。真ん中にどどんと大きな池もあり、水鳥が沢山いる。春の桜の時季と、秋の紅葉はとりわけ綺麗だろうなあ。我々はとにかくひたすら歩き、庭をぐるりと一周して、とにかく疲れた。寒くて疲れた。疲れてお腹も空いていた。
 そんなわけで、深川江戸資料館前の深川宿に行き、念願の深川めしを食べる。美味しかった。これが深川めしか。味噌仕立てで身体がほくほく温まる。味を噛みしめる。家でも作ってみたくなる。アサリをむき身にするのが面倒なら、缶詰のアサリでもいいかな。
 深川めしに満足して、土産物屋さんに入り、本日の最終目的地、深川江戸資料館に。
 とここまで書いて、書き疲れてしまいました。
 続きは本日の日記で。
 


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