あたろーの日記
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2004年11月23日(火) 早稲田古書店街

 旧暦10月12日。
 天気が良すぎると家にじっとしていられなくなる。今日は自宅でやるべきことがあったのに、結局飛び出してしまった。
 高田馬場のブックオフに寄るも、欲しい本はなく、早稲田の古書店街へ。早稲田の古書店街は神保町より空いているところが好き。ただ、JR高田馬場の駅から結構歩くし、古書店も神保町ほど密集しているわけではないので、歩く歩く、とにかく歩く。でも好き。
 『遊歴雑記1・2』(十方庵敬順著・東洋文庫)が2冊で2800円だったので買った。近いうちに新刊本屋さんで購入予定だったけど、ちょうど良かった。他にも欲しい本がいくつかあったけれど、今日はやめて、明治通りに出て池袋行きバスに乗り、ジュンク堂池袋店の前のバス停で降りる。早稲田古書店の次は池袋大型書店へ行くという黄金ルートです。こんな誘惑、困ったもんです。
 ジュンク堂で文庫数冊購入。岩波文庫の「秋の一括重版」33冊が今月半ばに一斉に出ているので、本屋に行くたびにちょぼちょぼ購入しています。欲しいタイトルを一気に買えばいいのに、一気に買うと凄い買い物したような気になってしまうので、自分では節制しているつもり。だけどトータルで考えると支出は同じなんだから、私もアホだと思う。今日は『芭蕉七部集』を買った。今、『おくのほそ道』を読んでいます。中学だったか高校だったかで、古文の時間に習った時は、その良さがあんまり分からなかった。だけど、芭蕉の文章は味わい深いと今になって気がつきました。・・・古典はもっともっと読まれるべきだと思う今日この頃です。実は私は高校の古文の授業で、古文アレルギー気味になりました。古文の文法なんて、今でも分からないです。だけど、そんなめんどくさいことにこだわらないで(すいません)、自分の感覚に合う文章の音やリズムを味わいながら読んでいると、いつの間にか古文が好きになっていくような気がします。。
 話は変わりますが、現代作家で私の好きな方に辻邦生と古井由吉がいるのですが、このお二方の著作が、今本屋さんにほとんどないです。今、名文と言えば、まずこのお二人が浮かぶほどなのに(辻邦生は他界していますが)。決して作品が少ないのではなく、出せばしっかり売れる固定的なファンがいるはずなのに、それぞれの作品がどんどん絶版になっていくのです。他にも読みたいのに本屋さんにない作家も結構あります。今、売れる小説は凄く売れてベストセラーだの純愛ブームだのと騒がれてて、それはそれでいいけど、売れる本だけ大切にしないで、永く繰り返し読むに耐うる、読み応えのある小説も大切にしてほしい、って思います。・・・なんて書くと、流行の小説をバカにしてるように思われるかも知れないけど、バカにはしてないけど、いい加減にせえよ、位は思っています。今の日本の出版事情考えると、あんまりいい傾向とはいえないような。。。
 
 


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