あたろーの日記
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2004年06月08日(火) シャルトリューズ

 旧暦4月21日。
 
 先日、横浜のとあるバーで、「シャルトリューズ」というお酒を飲ませて戴きました。このリキュール、フランスの同名の修道院で長く作られ続けているものだそう。約130種類の薬草が入っているのだけれど、その原料や配合の割合は、民間企業に製造を委託した現在も、3名ほどの修道士だけが外に漏らさぬよう堅く守り続けているといいます。例えばシナモン、カルダモン、クローブ、コリアンダー・・・などが入っていると思われているのですが、確かなことは門外不出の製造法故、想像の域を出ないとのこと。・・・ふむふむと頷きながらカウンターの上でメモを取る私に、マスターが丁寧に説明してくださったのでございます(美味しいお酒を口にするとコーフンしてメモ帳をおっぴろげる悪い癖があります)。
 スパイシーでアルコール度が55度の緑色「シャルトリューズ・ヴェール」は、どちらかというと男性が好むそうで、女性に人気なのは、蜂蜜の甘さが感じられる黄色い「シャルトリューズ・ジョーヌ」、こちらはアルコール度40。小さいグラスにそれぞれ注いでもらい、「ヴェール」と「ジョーヌ」を代わり番こにチビチビ飲み比べていました。さすがに55度の「ヴェール」はストレートだとそんなに沢山飲めないのですが、不思議な位、くせになって、ちょっと間をおくとまた飲みたくなってしまう、「ジョーヌ」もしかり。甘みのあるお酒があまり好きでない私としては、「ヴェーヌ」のほうを気に入ったのですが、でも、両方ボトルで欲しくなったので、今度酒屋でみつけたら買ってみようかな、と思います。西洋の養命酒、みたいにも言われるそうですが、養命酒ほどの薬臭さはありません(昔養命酒を飲んでいました)。130種類もの薬草(ハーブ)が入っているだけあって、もういろんな味と香りが融け合って、もったり濃くてスパイシーさがたまらなく陶酔させてくれます。このお酒をカクテルにするのは難しい、バーのマスターのように熟練した腕もない私が自宅で飲む場合は、ストレートでチビリチビリ、眠る前の養命酒よろしく口に含んで、舌の上で転がしながら(玉露みたいに)、かの国の修道院に想いを馳せるがよろしいかと思ったわけでございます。
 ちょっと変わった癖のあるお酒が好きな方にゃあ、断然お勧めでっせぇ。

 ・・・ところで、お酒の師匠は、食事の前に必ず行きつけのバーに行きます。まだ外が暗くならないうちからカクテルを2杯くらいカクカクッといって、それから飲みながら食事、そのあとまたバー1〜2軒。その日もその後に中華街へ繰り出しました。だけど最後にちゃんと横浜から電車に乗ってきて、乗り換えの田端駅でパッと目が覚めた自分って、とても凄いと思いました。酒の流儀は分かりませんが、なんとなく、肝臓も鍛えられてきたような気がします。。。
 


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