あたろーの日記
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旧暦4月11日。 暑かったです。東京は31度を超えたそうで。夕方早めに銭湯行って、ビール呑みながら黒沢明監督の「どん底」(1957年)観てました。 ゴーリキーの「どん底」が原作。舞台を江戸のまさに掃き溜めのようなオンボロの長屋に設定して、長屋の住人達を中心とした群像劇。三船敏郎、藤原釜足、千秋実、はもとより、山田五十鈴、香川京子、三好栄子、それから三井弘次が良かったです。どうにも救いようがない社会の底辺でうごめく生活。哀しさとか、逞しさとか。ここでどんな言葉を使って映画の感想を書いても、「どん底」の画面からあふれる役者と脚本のエネルギーをとうて表現しきることは出来ません。映画を観ていて、役者さん達の演技にこれだけ引き込まれたのは初めてです。そして観終わって後、じわじわとボディーブローが効いてくるのも。
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