あたろーの日記
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旧暦閏2月26日。 銭湯に行ったら番台のおばちゃんの第一声が「解放されたよ」だった。 おばちゃんの前のテレビでは元気な3人の姿。よかった!脱衣所でみんなテレビ見ながらほっとした表情であれこれ喋ってた。年配の常連さん達は一様に「自分の責任で危ないところに行ったんだもんねえ」と厳しいご意見。「政府の言うこと聞かないで自分勝手なことばかりしてね〜」とも。・・・それに対して反論したかったけど、ぐぐっとこらえて黙ってました。世の中いろんな考えの人がいるもんだ。うん。 でも、ほんとうによかったです。家族の方々が心から喜ぶ映像を早く見たいとずっと思っていたので、画面を見ていてこちらまでじーんとしてしまいました。人質となった3人はけがもないようだし、元気そうだし、とにかくよかったです。早く帰国して、それぞれの家族に囲まれてゆっくり癒されてほしいですね。 あと2人。。。無事でいて欲しいと切に願います。
イラクも心配ですが、パレスチナ情勢も気になります。 イスラエルの一方的な要求に肩入れして、ただでさえ崩れかけている和平への道をわざわざ遮断してしまったアメリカ。パレスチナ問題とイラクの問題が相乗してイスラム社会における反発をさらに高めることは目に見えているのに、と思います。私は政治の素人ですが、この先中東情勢がさらに悪化して、日本もこれまで以上にその中に巻き込まれるのではないかという不安があります。ブッシュ追随型で国粋主義的な小泉政権の今の日本なら、アメリカの言うなりに突っ走って、複雑な中東情勢に適度なスタンスも知らないまま首を突っ込んでいきそうで心配です。かと言って自民党以外に政権の中枢を担っていける政党が今他にあるかと考えると、どこも力不足。民主党の論理には一貫性がない(ように思える)し。 今回の人質事件で、政府はもちろん、マスコミや世論までもが、自衛隊撤退論と人質の命との絡みで、どちらかというと「個人」よりも「全体・国家」に重みを置く論調になっていた、少しヒステリックに「自己責任」「自分勝手」「国益を損ねる」という言葉が叫ばれていたのは、ちょっと怖いです。考えすぎでしょうか。他方で、中国との尖閣諸島を巡る領土問題、首相の靖国参拝問題、さらには憲法改正をめぐる諸問題、特に第九条とそれに関係する自衛隊の海外派兵問題。北朝鮮との問題。。。日本は、もっと、アジアの中での歴史と位置を確認しながら、中国をはじめとする周辺の国々ともっと良好な関係を保っていかないといけないのでは、と思います。第二次大戦中、日本は周辺諸国に対して加害者だったという歴史的事実が消えることはないのに、今の日本はそれを忘れて、アジアの人に反発や不安を引き起こしつつある存在になっているのではないかと、危惧しています。考えすぎでしょうか。 アジアだけに眼を向けていればいい、というつもりはありません。世界が狭くなっている昨今、日本もやはり、さまざまな場面で国際社会の一翼を担うのは当然とは思うのですが、帝国主義的なアメリカに盲信的に追従するのではなく、過去の歴史の反省の上に立ち、憲法第九条を持つ平和主義国家として、独自の方法を模索していかないと、世界のどこに行っても「主義主張のない国」としてしか評価されないのでは、と思います。
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