あたろーの日記
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| 2004年03月11日(木) |
あ〜ぶ〜ら〜かたぶら。 |
旧暦の2月21日。 いよいよ虫さんが元気になりそうな陽気で。ところが明日はまたぐっと冷え込むんだそうです。虫が元気なのも、寒いのも嫌。 江戸時代に著された日本で初めての方言辞典「物類称呼」というのがありまして、地方ごとの自然現象から父母の呼び方、食物や衣類、動植物の呼び名を紹介しています。
あぶらむし○伊勢にて・ごきくらひむしと云 薩摩にて・あまめと云 肥州にて・ごきかぶらうと云
「ごきかぶり」を「広辞苑」で引くと、「御器噛り」という漢字が出てきました。「御器」は飯椀のことだそうです。茶碗に群がってかぶりつくからそんな名前になったんでしょうか。ひえ〜ぞっとしますぅ。それにしても、カタカナで「ゴキブリ」と書くのと、ひらがなの「ごきぶり」では雰囲気が違いますね。さらに「ごきかぶり」だと、ちょっと愛嬌がある・・・なんてことはないけど。。
「あぶらむし」というのは、油が好きだからとか、背中が脂ぎっているからとか聞いたことがありますが、どっちなんだろう(あ、でも、別に知りたくありませんっ)。年配の人は「あぶらむし」と言うほうが多いようです。よく、年配の方と一緒にいて、「ほれ、そこにあぶらむし」とか、「こないだあぶらむしが出てねぇ」なんて言われて、あぶらむしが植物につくあの緑色の小さい虫のことだとしか思っていなかった頃の私は、(なんだ、そんなの全然平気なのに、大げさだなあ)と思っておりました。で、ある日、知り合いの女性宅で食事をいただいてるときに、「あれまっ、あぶらむし」とおばさんがティッシュをつかんで立ち上がった。あぶらむしくらい構やせん、と思いつつも、口をもぐもぐさせながらおばさんの手の先に目をやった私は、思わず中のものを吹き出しそうになった。
それ以来、あぶらむしと聞くと、まず、ぞっとするようになりましたです。
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