あたろーの日記
DiaryINDEX|past|will
旧暦の1月16日。 今日は満月。 仕事で遅くなって、銭湯が閉まる15分前に「すみませんっすぐあがりますからっ」と言って入れてもらう。フロント(番台じゃないんです)のおじさん笑ってる頷いてる。初めて閉店間際に飛び込んだときは嫌な顔で「12時閉店なんですけど」と言われたけど、私はすぐ上がると言ったらほんとにすぐあがってくるので今では信用(?)されてるらしい。事実、ダーッと服脱いでダーッと頭のてっぺんからつま先まで洗って、ドドーッと湯船に浸かって・・・体まだ温まらないけど、我慢して出てきた。だいたい閉店間際の常連さん達は慣れたもので、12時になっても浴室には10人位が体洗ったり歯磨きしたりしてる。完全に人がいなくなるのは20分過ぎくらいだろう。 確かにね、その銭湯は閉店時間が早い(他では1時まで営業しているところも多い)けどね、お風呂屋さんだってタイヘンなんだよぅ、きっと。もちっと人の身になって考えてあげようよ、と、言いたくなる。 でも、今夜は満月を銭湯の露天風呂に浸かって眺めるのを楽しみにしていたので、それができなくて不満・・・不満月だった。しゃあない、自分が仕事でもたついたのがいけないのだもんね。
イラクに大量破壊兵器がなかったかも知れない、と、ラムズフェルド国防長官。ふざけなさんな、あんたがイラク攻撃に一番躍起になってたくせに、と言いたい。今更前言撤回みたいなこと言われても。多くの人の命が失われ、多くの人の人生が狂い、環境を破壊したイラク戦争が、そんないい加減で曖昧な情報を元に始められた、あるいはそれを利用して始められたなんて、とてもやるせない。もとより戦争に正当な理由などあるはずがないのだけれど。
イラク戦争で、最も深く考えさせられたことのひとつ。ひとつの出来事を一方から見ているだけでは本当のことは分からない、ということ。というよりも、絶対的に本当のことなんて、存在しないのかも。文化によって価値観も違う、捉え方も違う、それぞれの文化圏にあまたの人がいるのだから、人によってさらにさまざまな見方、ものの考え方がある。それを踏まえた上で、互いにとって最良の結果を求めていくのが筋じゃないかと思う。理想論かもしれないけど、国際社会ではそうしていかないと収拾がつかなくなる。今の国際情勢は、超軍事大国のアメリカが、力にものを言わせながら、自分の価値観をイスラム世界に植えつけようとして行動してきた結果なんだと思う。フセインの独裁は悪い、その圧政下で多くの人が犠牲になり、抑圧されてきた、と言われる。それは本当のことだろうけれど、昔フセインを援助して結局力をつけさせる原因を作ったのはアメリカだ。また、誇り高いイスラム教徒の中には、アメリカの支配を受けるのなら、フセインの独裁のほうがまだましだ、と言う人もいるという。日本に生まれ育ち、抑圧された生活というものを知らない私からすると感覚的に理解できないことだけれど。だけど、欧米主導型の国際政治の論理では読み取ることのできないイスラム世界の現実がそこにある。日本人は明治からずっと、欧米至上主義的な価値観に引っ張られてきたと言っても過言ではないと思う。だから中東世界の価値観に疎いし、理解不能のことも多い。・・・けれど、欺瞞に満ちた今回のイラク戦争をさまざまな角度から、いろいろな立場から見なければいけないと感じたことは、私にとって、自分の中に植えつけられてきたある種の欧米崇拝的な価値観を崩す大きなきっかけとなった。
それにしても、何度聞いても滑稽だなあ。 イラクに大量破壊兵器があるだのないだの言ってるアメリカが、実は世界で一番大量破壊兵器を持ってる国なんだものね。
|