あたろーの日記
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2003年11月30日(日) 手で喋る人

 1日中、四畳半の小さな自分の城に篭っているのも嫌いじゃない。今日はずっとそうしていた。夕方、銭湯に行ってボケーッと湯船に浸かっていたら知り合いにジャバジャバお湯をかけられた。あまりにもボケーッとして声をかけられたのにも気づかなかったらしい。そこで今日初めて喋った。そんな1日も好きだ。
 
 つくづく話しベタだと思う。
 頭の中で思いついた言葉を、口を動かすまでに並び終えることができない。順序の整理がつかないまま、相手を待たせてはいかんと頭で浮かんだままを喋るから、述語が先に来て後で慌てて主語がくっつく、形容詞が飛ぶ。喋りながら(ひどい日本語だなー)と自分で情けなくなる。もともと考えるのも遅い人間なので、会話のテーマが変わってから、前の話題について言いたいことが出てきたりする。その時にはもう他の人達の興味は新しい話題に移っているので話を元に戻すこともできず、ただただ自分の頭の中で言いたいことを繰り返しているだけになってしまう。呆れるほど会話に向いてない人間だと思う。

 反面、ものを書くのは何故か人より早い。頭で考えることが即指先に伝わる。考えながら書き、書くことが次の思考を生み出すような感覚で、思うに、私の場合は、「書く=考える」タイプなのかも。それは私の文章が凄いのよとかそういうことを言ってるんじゃなくて、口を動かして何か喋るとき、私は考えることよりも発声する行為に気を取られすぎるんじゃないかと思う。でも、だからといって、人間嫌いじゃないし、人と会うのは好きだし、会話が嫌いなわけじゃないけど。
 思うに、人には、口で喋る人と手で喋る人の2種類いるかなあと思う。
 
 今日は1日中書いていた・・・と言いたいところだけど、原稿用紙広げてマスの上でつまづいてばかりだった。


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