あたろーの日記
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今日は暑かった〜。 次に住む部屋の契約も無事終了し、さて今度は今住んでいる部屋をいつ引き払おうか、その前に荷造り荷造り・・・というわけで、駅前のスーパーまでダンボールを貰いに出かけた・・・まではいいんだけど、駅まで歩く道すがら、ついついあちこちの店を覗いてしまうんでありました。 花屋は市場がお休みなのかほとんど閉まっているのだけど、西荻窪には私を誘惑するようなお店が他にも沢山ひしめいていて、まっすぐ歩けない。 アンティークのお店、古本屋、アジア雑貨。しかも今日は台風一過で蒸し暑いのなんの。ちょっと歩いては店にもぐり込みあれこれ見てしまう。 で結局駅を通り過ぎ、どんどん遠ざかって、ふと思い立って久しぶりに行きたくなった店まで。 東京女子大前の「草と花 一草」は、小品盆栽用の山野草が、小さな店の前にぎっしり並べられていて好きな店。中に入ると、根洗いに仕立てられたコケモモや、湯のみや蕎麦猪口のような焼き物の植木鉢にちょこんと植えられた箱根菊やリンドウがセンス良く飾られていて、見た目にも涼しくて気持ちいい。引っ越しに合わせて、ベランダの鉢物もコンパクトに整理しようとしているのだけど、プランターの隅っこに元気に育ったカタバミや、最近忘れた頃に小さな芽を出してきたスミレを、ミニ盆栽にしてあげようと小さな鉢を買い求めに行った。でも、若くてとても勉強熱心な店主が、カタバミは今は根を深く張ってるから植え替えしないほうがいいですよ、と教えてくれたのでカタバミはそっとしておくことに。でも、スミレは大丈夫だそうなので、スミレ用に、手のひらにちょこんと乗る大きさの、ちょっとぼてっとしたミルク色の小鉢を買った。さていつ植え替えしてあげようかな。さすがに真夏にやるのは可哀相だけど。。。仕方ない。道端や植木鉢の隅っこに忘れ去られている小さな雑草でも、洒落た植木鉢に主役として植えてあげると、驚くほどセンスよく存在をアピールしてくる。店に売られている草花と、道端に生えている草花の違いは、ただ単に、人間サマの価値観によって決められているだけなのかも。 古着屋さんの前を通りかかって、店の前にぶら下がっている着物の生地を使ったスカートに惹かれてまじまじ見ていると、中から店員さんが出てきた。値段を問うと、六千円。。高いな。可愛いけど、高い。中もどうぞと誘われるが、見たら最後欲しいものが出てきそうで、やめとく。 アンティークショップを見て回ると、大正や昭和の初め頃と思われる着物をばらして、パッチワークや小物作り用に売っている店も結構ある。「西荻倶楽部」で、いろんな柄の絹着物のハギレが12枚入った1200円の袋を買った。手持ちのGジャンの胸ポケットや合わせの部分に可愛く縫いつけようと思うんだけど。総着物地のスカートだと派手な感じがしてちょっと勇気がいるけど、この程度なら私にも許されるでしょう。 西荻窪を歩いていると、知らぬ間にこんなところにこんなお店が、ということがよくある。逆にいつの間にか無くなってしまったお気に入りの店も。 それでも街全体の雰囲気は変わらない。たぶん、この街の持つ独特の、古きよき時代に価値を見出しつつ、新しい個性を育める土壌が好きな人々が、集まり続けるからかなあ。 でも、あと1ヵ月後に自分はこの街を去ってしまうんだなあって思いながら歩を進めていると、ちとセンチな気分になってしまうんでありました。
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