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2002年12月18日(水) 嗚呼、あの素晴らしき環境よ―ええ加減帰ってきておくれ〜

それはいつも突然やってくる。そして、それはこっちが「そろそろバックアップ取らなきゃな〜」と思う頃に決まってやってくる。9月半ば、いつものように我が愛機EdiCubeくんの電源を投入したら、全く反応しやがらんではないか。そして画面上にはCarnrl32がどったらこうたらという無情なダイアログが表示されている。根幹のDLL(あんまりコンピュータに詳しくないのでよくは判らないけど、その名の通りWindowsOSの核みたいなもんだろう、たぶん)がおかしくなってるんだからどうあがいても無駄。まず大方の人間が真っ先に思いつくであろう修復セットアップを早速敢行してみるもヤツは全く受け付けやがらなかった。続いて古いレジストリを復元させてみても駄目、訳も判らずDOSで個人データを移そうとしても駄目、都島に駐在しているVAIOくんをこっちまで運び込んでネットで色々対処法を漁っては試してみても効果なし。メーカーサポートに泣きついてみるも、やっぱり回復は不可能なようだ。うわぁぁぁん、2ヶ月かけて七割方改修してきたウェブページのファイル数MB分(改修途中だったので当然未アップ)や、今夏の高校野球情報やせっせと集めてきた各種資料やデータがぁぁぁっ。こうして、ここから、私の悲惨な数ヶ月が始まった。

もう一度セットアップし直そうと決意したのはいいんだけれど、マニュアルや機種独自機能を設定するユーティリティディスクがみーんなあらしまへん。毎日毎日家中を探索。大操作の甲斐あって、60日後にこれらはすべて無事発見された。HDDを初期化し直してOSを入れ直して・・・新たに買ってきた「システム○ークス」を入れると急に調子が悪くなり、再度OSをクリーンインストール。相性が悪いのか、また落ちる。嫌になってきたのでそのまま数週間放置。VAIOをメインマシンの座に就かせる。

そんなこんなで更に数週間が経過したある日、今度はVAIOちゃんが動かなくなった。しかも、バックアップしていなかった2日分のデータを抱えたまま。うぅぅ・・。仕方がないのでまずはこちらから復旧させる事にする。まあこっちはメーカー製でリカバリーも簡単だし、大事なデータも殆どMOに保存していたので比較的楽な気持ちで取りかかれる。ついでにFDISKとやらでパーティションも切ってみよう。晴れてVAIOはすんなり元通りに。

よしっ、この勢いでエディの方も、と作業開始。しかし、よっぽどノー○ン先生と仲が悪いのか三たびクリーンインストする羽目に。同じシマ○テック社の「インターネット○キリュティ」は全く問題なく動作するのに...。よし、先に環境を整えてノートン入れる前の状態でリカバリーCDを作ろう。十数時間掛けてアプリやフォント、個人データを入れ、メーラーの設定をし(MOに入っていたデータを適当に復元させたら、他人のメールデータをインポートしてしまい、それを除去するのにまた小一時間かかったりしちまったよ)、「窓の手」で自分好みの設定にいじり、サウンドや配色を変え、さあこれで完成。最後にレジストリを最適化しよう、とDOSからではなく市販のツールから実行したら立ち上がりませんがな、エディの野郎が。もうやだ...。

という訳で、9回目のHDDフォーマット、再々々(以下略)度クリーンインストを実行。何が悲しいってあーた、我が家はISDNなんですよ。Windowsや各アプリのアップデートをするのに何時間も要するんですよ。Irvineフル稼働ですよ。そんなこんなで、最初のシステムダウンから実に3ヶ月半を経て、ようやく元の環境に近づきつつある昨今であります。リカバリーディスクも作ったし、あとはシステムワークスを入れ直すだけ。嗚呼、怖いよう...。

でも、PCをまるまるフォーマットしてクリーンインストし直すと、愛機達は嘘みたいにサクサク動くし、訳の判らん膨大なゴミファイルがみんな消滅してHDDの空き容量はぐんと増えるし、メリットも結構あります。そこのあんさんも、年末だし一度PC大掃除をされてみたら如何でしょう?泥沼にはまると悲惨ですが...。


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