雑記のバックナンバー進む→


2002年07月15日(月) 湖国の球児達に幸あれっ!!(後編)

数年前に私が観た試合では、満塁ランニングホームランあり、サイクルヒットあり、おまけに5回コールドながら完全試合、なーんていう物凄い試合があった(ちなみに負けた方の学校は今夏は順当に勝ち上がっていたりする)。そんなある意味で目が離せない滋賀大会の1回戦。

BBCテレビをつけると、今春惜しくも甲子園を逃した彦根東高校と伊吹高校の試合を中継していた。3−1と2点リードを奪われた彦根東が一死満塁のチャンス。動揺したのか、投手の制球が定まらず押し出しで1点差。そして次の打者。スクイズの構え。それを読んでた伊吹バッテリーが上手く外してスクイズ失敗。三本間にランナー挟まれる。あーっ、送球が逸れたぁーっ、同点だぁーっ。おぉーっと、今度は本塁への返球までとんでもない方向にぃーっ。その間にもう一人生還して逆転。気落ちする伊吹の選手達。おおっ、またスクイズだぁ、でも今度もバッテリーは外したぁ、今度は慎重に飛び出した走者を追い込んでサードにボールを・・・またしても逸れたぁぁ!!ノーヒットで2点差にぃぃ。こうなれば、後は番付通りである。彦根東の勝ちは決まりやな、とテレビを消す。

翌朝、新聞を見る。7−5で彦根東の勝・・・いや、負けとるやんけー。見出しには「伊吹、敵失に乗じ決勝点」とあった。やっぱり、高校野球ってえのは往々にして四死球とエラー絡みで勝負が決まるのよねぇ。打線は水物、一発勝負のトーナメント戦では守り勝つ野球が出来る所でないと上位は伺えないんやなー、としみじみ痛感。


takebon |HomePage
DiaryINDEX進む→