小学6年生のとき、音楽の先生(女)を泣かせた。 きついひとことにちょこっと打ちのめされそうになってた友達の気持ちに同調して、 僕が勝手に、一緒に泣いちゃっただけ。 先生きっと驚いたんだろうね。 ごめんね。 あやまったりはしなかったけど。だって僕が悪いわけじゃない。
…そんなことを思い出した今日。 誰かが怒鳴られてるのを聞くと、泣きたくなる。 自分が酷く傷つけられているような、なんていうか追い詰められて、 「こんな世界なんて、なくなっちゃえばいいのにぃぃ!」くらいの絶望感すら味わうのだ。 もうここにいたくない。ここから出してお願い。じゃなきゃ僕を殺して! 聞きたくない聞きたくない聞きたくないっ。 もうしばらく、そんな風に生活してる。 穏やかなようにみえて、見えないところの小さな火を感じる。ほら、そこにある。 勢いはゆっくりと…だめぇっ!はじまるっはじまるっ! それに触れちゃだめっ。だめだったらっ! かえしてかえしてっ!僕の平穏な心をかえしてっ!
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