最悪だ。頭痛で目覚めるなんて、この世で一番の不幸だ。しかも夢をみていた。戦後の混乱期（経験してないけどな）に人間ひとり殺して、あらゆる事柄から逃げている…といった感じのものだ。あたしの精神にいったいなにがあったというのだろう。東京駅の人込み、人々が飛白の着物姿な風景の中で、ただひたすらにどこへ行こうということもなく逃げようとだけしている。ああ、頭が痛い。
目が覚めて。軽い朝食を摂り頭痛薬を飲む。これがなかなか効かない。昨日も書いたが「具合が悪いので休ませてください」という電話をすること自体が重い身体を引き摺って出勤するより面倒なため、いつもと同じ電車に乗って揺られているうちに治るだろう…はずがないわな。昼になっても治まらず、昼食後にもう一服。またしても、いつまでも効かない。バファリンの半分の優しさは、ますます優しくなってしまったんだろうか。ムカつく。
たいして仕事のない、しかも週末。
午前中は営業会議に出席させられ（営業じゃねぇっての）、午後からは工場会議（どちらかといえば本社勤務）にも出させられ、たいした仕事もないから今日も余裕〜♪と思えば、夕方大量に入った発注書にてんてこまい。
日に2度も頭痛薬を飲んだこともなかったため（薬はほとんど飲まない。できるとこまで我慢する）、半分の優しさだったはずのものが原因かどうかはわからないが、胃がきりきりと痛み出し、でも明日がバレンタインデーなんてあたしには関係のないものではあるが、チョコを貰ったりすると嬉しかったりっていうか、胃痛よりも食欲のほうが勝り、しっかり食べてご機嫌だったりするから、結構安くできている。うん。