2006年11月08日(水)
+星薬科大学学園祭 『thinking』 〜友人の死〜+
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■先週の土曜日に星薬科大学の学園祭に足を運んできました。この学園祭の中で友達が『thinking』というイベントを主催していてそれに司会として出演するためでした。
『thinking』は問題提起をしてその問題に対してご来場下さった方々が
それぞれの答えを模索してほしい。 またその問題について少し考えて欲しい。
そのきっかけ作りをするお手伝いをするイベントなの。
■今回のテーマは『自殺』 各パフォーマーもテーマにそった内容のショーをしてくれて中でも、主催者のあにたものリーディングは心打たれました。彼から自殺してしまった友人への手紙ということで友人への想い、また手助けできなかった自分への後悔が読まれていました。
この自殺してしまった友人は私と共通の友人・・よりももっと大切な人でした。彼のことを話している最中に涙が止まりませんでした。
私のゲイデビューと同時に知り合った彼。 何もかもスマートにこなす彼に年下ながら憧れ また熱く語る言葉をもつ彼に惹かれていました。
そんな彼と仲良くなって、ふつうに友達になれたこと。
私は嬉しかった。 素直な気持ちです。
ただ変な意地を張ってケンカ別れしたまま、もう二度と顔を合わせることができなくなりました。彼が歩み寄ってくれたときに、なぜ一歩踏み出せなかったのか・・いまでも後悔しています。
いつでも会える。
そう思っていました。 生きていることが当たり前だと思っていました。 だけど、彼との別れが突如訪れました。
当たり前と思っていたことが一気に崩れ去りました。
通夜で彼の顔を見たとき涙が溢れ止らなかった。
ごめんなさい。 ごめんなさい。
君と仲直りできなくてごめんなさい。 仲直りできなくてごめんなさい。 ごめんなさい。
後日、彼がそのことを気にかけていたことを 聞かされました。
彼の死から一年以上経ちましたが 彼のことは毎年思い出し、忘れないでしょう。
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