遺書

2007年06月18日(月) 1528 現実は悲哀に満ちて

頭の中の白い靄が
恋人の形を作る
ぼくはぼくに
なにをのぞむ

恋人の形をした白い指が
癒えた傷をなぞる
ぼくはぼくに
なにをしたい

繰り返す痛みを
拒絶する中で
懐かしい気持ちを
思い出す


表層には現れない傷がある
君を失った場所がまた疼く

今更、何を思っても戻らないと思い出して
寂しくなった


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