遺書

2007年06月02日(土) 1512 黒い世界の回帰

角張った月が
世界に四度目の夜を教えた
白い空が黒い月を囲んでいた

君の左手が伸びて
黒い月を覆い隠すと
世界に再び、朝が訪れた

初めての朝

空は青く、太陽は君のその手で
世界を美しいと思った
君は笑顔で居た

僕はいつまでも一緒に君と笑っていたいと思った
でも、いつか夜は訪れると知っていた

いつか来る終わりに怯えながら
僕は君の右手を握った
幸せだった


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