彼女の手首の傷は惨劇の象徴傷を指先でなぞりびくつく彼女が今日もまだ愛しくて浅い世界の構成に少し沈んで、溺れて行って呼吸を忘れてそのままに大した意味のない想い出に溺死する己の心の傷なぞり思い出す惨劇の象徴其処に在るのは、鮮血の溺愛の酷く懐かしい抱擁浅い世界の構成に少し堕ちて、ぼやけて行って痛みを忘れてそのままに大した意味のない自己満足を繰り返す