遺書

2007年03月11日(日) 1431 赤昼夢

瞳も紅 髪も紅 服も紅
それに対比して映えるような純白の肌

紅と白のコントラストが織り成す少女らしからぬ美しさ
僕は目を奪われ 世界でもっとも深い暗闇を知る
開いたままに閉ざされた視界

僕は僕の左手の血塗れたdollを少女の右手に
Whose is it blood?
誰のだって構わないじゃないか
ただ 真っ赤なスーツの鮮血はきっと僕のものではない

愛しい人にキスするように
唇が鮮血に優しく触れた
少女の純白を滴り落ちるは僕の赤
赤が少女の純潔を汚す

少女は滴る血液を拭こうともせず
そのまま 僕に 笑いかけた

天使と言うのは人が死んだときに訪れる言わば死神でもあるが
彼女が天使ならば
僕は網膜にその微笑を焼き付けて死のう

どうぞ お召し上がりに


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