遺書

2006年11月04日(土) 1305 僕は此処に居た

死んでしまえば痛みも何も無く
何も無い、を感じることさえも無い

残るのは人々の記憶にだけで
遺品に関しても遺骨に関しても
自分の知るところではない

いくつもの死の積み重ね
それが生物の歴史

究極の自然の摂理に捕らわれて自分の死も特に意味も無く
一つの死として捕らえられることも無く
当たり前だと静かに忘れ去られていくのだろう

詩を書き続けるのは
そう言った死を

僕が恐れているからなのだろう

誰かの心の塵でも構わない
その場所で僕が居た、を証明できれば

死んでも、笑って逝けるよ


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