遺書

2006年10月23日(月) 1293 世界の長い長い明けない夜 #03912

朝陽が世界に訪れても、世界の夜は終わらない
だけれど夜はやっぱり夜で
明けた試しが無かった


自分だけが正常だと信じて世界を観察

ぶち撒かれた世界を泣きながら拾い集める少年
踏み潰して邪魔者を消すジャイアリズム
感謝の言葉を強要している偽善者

流した涙をかき集めて天然水と偽る悪徳商人
神に成りたがるのは金銭に目が眩んだ聖職者
政治家氏が語るスピーチはゴーストライターの暗唱


幸せだの不幸だの関係なくぶっ飛ばされてる奴は、俺

硬貨を飲み込んでも飲料を吐き出さない自動販売機
俺に向かって愛を囁く聖職者の右手に握られたのは金
俺の人生に価値も勝ちもない夢を見る、いや現実?

「泣いてもいいですよ。」
俺に幾度とくだらない話を繰り返す女性の自己満足
「ほら、私がいるじゃないですか。」
語っている愛は理想だけで夢物語を現実に描いた感じ


影で愚痴ってもいいけれど
決して表には出ないでください

意味のない言葉、と呟いてる
あなたはいったい何様ですか

胸が張り裂けそうなほど苦しいなら、恋を捨てる
生きていけないくらいに悲しいなら、今日を捨てる

俺の言葉をかき集めてぶん投げて、文字の羅列
繋がらない言葉の連続、断続
聞こえるか、生きているか
俺の言葉に意味はあるのか
言葉に宿った意味は俺の口を通してもなお
生きているのか

夢を見ること
人を愛すること
だいぶ昔にすてた妄想
世界の夜にかき消された理想

夜はどこまでも続く
何処までも透き通る宇宙を空に映す
どんな理想も、希望も、幸せも
この夜を埋められはしない

朝陽が世界に訪れても、世界の夜は終わらない
だけれど夜はやっぱり夜で
明けた試しが無かった


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