遺書

2006年09月06日(水) 1246 残骸乃微笑

思い返せば世界には
君と僕の残骸ばかり

どんな顔をしているか
わからないくらいに風化した残骸は
不確かな記憶の道のりを
確かなモノへと変えていく道しるべ

過去へ戻ることはできない
けれど、ただ思い出すことならできる
懐かしむことができる

僕と君は確かにあの時存在し
あの場所で笑い、この場所で泣いた

多くのものを失って
焦燥や後悔が世界を埋める中で
君の残骸だけは

優しく笑いかけてくれる気がした


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