遺書

2006年09月03日(日) 1243 DeathCounter

目を開けていても、目を閉じていても
死は私の元へと、或いは私は死の元へと
静かに歩いて、或いは還っていくのだから

どうせなら、と考えたところで
目を閉じていればいいのか
目を開けていればいいのか
踏ん切りをつけることは私にはできなかった

でも、死の訪れを身近に感じた人間は
目を閉じるの

でも、死んでいく人間全てがそうじゃない
目を開けて死んだりするもの

結局はどっちつかずで
瞬きを繰り返す
瞬き、瞬きで瞼を下ろす

なにげない本能に
少しだけ私は恐怖した
突然瞼が上がらなくなって
そして何も考えられなくなってしまうような気がして

何度も繰り返される一瞬の暗闇
その暗闇の中にも私は確かに
死の気配を

感じていた


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