遺書

2006年08月02日(水) 1211 Alize Prologue

天に架かるパスカル
網目を縫うように空を掴もうと手を伸ばす
バベルタワー、アリヴェンヘル

虹のかからない空
月の出ない夜空
嘲笑う、パスカル

自分が自分であるために
すべてを拒絶する
障壁、フィーリステンレイヴの下

私の力がどれほどに弱いものだったか
私の存在がどれほどに小さいものだったのか
気づき、嘲笑う

ヴェルヒデンテの理論が証明するように
幾多の英雄を失っても
世界は世界であり続ける

死んでしまったメイヴィヒェン
戻りはしないペルミヒューレ

私は目を瞑り
パスカルを呪うアリヴェンヘルや
侵食を嫌うフィーリステンレイヴと同じく
そっと、世界へと手を伸ばす

笑いの止まらない弱さ、
変わらない世界への苛立ち
気付かない、世界の人々

"Avaron"へと続く扉
ペルミヒューレの剣を持って
私は破り

宣戦布告
メイヴィヒェンの名の下
世界に対して、たったひとりの現実の為に


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