遺書

2006年06月04日(日) 1152 心理海析

私が自身の心をイメージすると、
濁った海が見え、その奥には壊れた人形が待っている。

昔は大地だった場所に壊れた人形はくったりと倒れていて、
私に起き上がらせてもらうまで待っている。

日々、海は深度を増していく。
今、私が立っている場所は海が出来た頃とは
ずいぶんと離れてしまっている。

私が壊れた人形を抱きかかえに行こうとしても、
それとの間には海水という不可解な隔たりが存在し、
強い意志や理由が見つからない限り、実現不能。

無意識のうちに作られた人形や海は、
私にとって何なのかはわからない。
これはきっと、死んでもきっとわからない心の問題。

だから、こうして新しい壊れた人形を抱いて、
海を眺める、浜辺を歩く、そうすることしかできない。
これはたぶん、私が私である限り永遠に続く作業で戦いなのだ。

すべては私自身。
(そう、私自身。)


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